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英バークレイズ、米44州に1億ドル支払いで同意-指標金利操作問題で

Bloomberg 8月9日(火)10時25分配信

英銀バークレイズは指標金利の操作問題をめぐる調査を決着させるため、米国の44州に1億ドル(約102億円)を支払うことに同意した。ロンドン銀行間取引金利(LIBOR)などに連動する借り入れコストの上昇を招いた不正な金利申告をめぐる州の調査を決着させた金融機関は同行が初めて。

ニューヨーク州のエリック・シュナイダーマン司法長官は8日の発表文で、2005年から09年にかけての金利操作スキームにより、世界金融危機時のバークレイズの脆弱な財務状況は覆い隠され、これらの金利に連動する契約を結んでいた政府機関や非営利団体が犠牲になったと指摘。不正な金利申告はバークレイズのトレーダーに時折恩恵をもたらしたと付け加えた。

バークレイズは発表文で、「今回の決着は当行の株主や顧客にとって最大の利益になるものであり、当行が将来に注目し顧客サービスを継続することを可能にするものだと考える」と説明した。同行は決着に際して操作疑惑について肯定も否定もしていない。

原題:Barclays Agrees to Pay $100 Million Over State Libor Probes (1)(抜粋)

Erik Larson

最終更新:8月9日(火)10時25分

Bloomberg