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トランプ氏:減税案など公表の経済政策演説で巻き返し狙う

Bloomberg 8月9日(火)13時3分配信

失言が続き支持率で劣勢に立たされている米大統領選の共和党候補、ドナルド・トランプ氏は8日、巻き返しを狙いミシガン州デトロイトで経済政策演説を行った。同氏はその中で、民主党候補のヒラリー・クリントン前国務長官の経済プログラムが効果のない過去の遺物だと印象づけようと努めた。

トランプ氏はデトロイト・エコノミック・クラブでの演説で、育児費用の税控除や新たな所得税率区分のほか、法人税を現行の最高税率35%から15%に引き下げると表明。その上で、中間層増税を望んでいると認めたとしてクリントン氏を批判した。

トランプ氏は「最近、クリントン氏は選挙キャンペーンのイベントで、いまや有名になった言葉を使えば再び『ショート』して真実を語ってしまい、自分は中間層増税を望んでいると発言した」と、クリントン氏が先週、個人の電子メールサーバーについてジャーナリストに質問された時に発した「ショートした」という言葉を早速用いて皮肉った。

ただクリントン陣営は中間層増税を望んでいるとクリントン氏は発言していないとしており、政治家の発言の真偽を確認するウェブサイト、「ポリティファクト」によれば、テープでは聞き取りにくいものの、最近のイベントでクリントン氏は自分たちは中間層増税を「行わない」と発言したという。

トランプ氏は演説で、自分は石炭産業を守り、環境保護ルールを撤回するほか、大統領就任後にカナダのトランスカナダに対し「キーストーン」パイプライン建設プロジェクトを再申請するよう求めるなど、オバマ政権の気候変動・エネルギー政策の転換を目指すと述べた。

原題:Trump Aims to Reset With Revised Tax Plan, Curb on Regulations(抜粋)

Kevin Cirilli, Jennifer Jacobs

最終更新:8月9日(火)13時3分

Bloomberg