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先住民の文化を記録 台湾の学生ら4日間の調査に出発

中央社フォーカス台湾 8/10(水) 17:40配信

(嘉義 10日 中央社)嘉義県阿里山周辺に住む台湾原住民(先住民)ツォウ族の伝統文化への認識と理解を深めようと、中正大学(嘉義市)の学生やツォウ族の若者らが9日、3泊4日の実地調査に出発した。

調査を行うのは阿里山郷南部の山美村にあるタナイク地区。ツォウ語で「憂いを忘れる場所」の意味がある。同村に住む人々の伝統的漁場だった。

関係者によると、今回の実地調査では学生らがツォウ族の若者と共同生活を行い、暮らしの中から文化を学ぶ。また、地元の高齢者から河川信仰の儀式や漁具の説明を受けるという。

調査の様子は文字や映像で保存する。同大台湾文学および創意応用研究所の江宝釵所長は、多くの集落の文化や知識が文字化や映像化する前に失われたとし、現代の科学技術で伝統文化を保存することは急務だと語っている。

(江俊亮/編集:齊藤啓介)

最終更新:8/10(水) 17:40

中央社フォーカス台湾