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予選敗退続く競泳・朴泰桓 失われた2年の代償大きく

聯合ニュース 8月10日(水)14時12分配信

【リオデジャネイロ聯合ニュース】韓国競泳の朴泰桓(パク・テファン、26)にとってリオデジャネイロ五輪は苦々しさばかりが残る大会となりそうだ。

 朴は9日(日本時間10日)に行われた男子100メートル自由形予選で、49秒24の低調なタイムで32位に終わった。

 紆余(うよ)曲折の末に4大会連続の五輪出場を果たしたが、出場を予定していた4種目のうち、3種目で予選敗退を喫し、成績は振るわない。

 メーン種目に据える400メートル自由形では全体10位にとどまり決勝進出を逃した。200メートル自由形は全体29位に終わった。いずれも北京五輪、ロンドン五輪の2大会連続でメダルを獲得した種目だ。残る1500メートル自由形は出場する否かを悩んでいる。

 朴のリオ五輪出場までの道のりは平たんではなかった。

 2014年9月に国際水泳連盟(FINA)が実施したドーピング検査で陽性反応が出た朴は昨年3月、FINAから資格停止処分を受けた。資格停止期間は尿のサンプルを採取した14年9月3日から18か月間だった。処分決定で練習場所も失った。

 処分が明けた今年3月、ようやくリオ五輪出場の準備に向け本格的な練習ができるようになったが、再び壁が立ちはだかった。

 4月末、リオ五輪代表選考を兼ねた国内大会では、出場した4種目全てで五輪参加標準記録を上回る好記録をマークしたが、大韓体育会(韓国オリンピック委員会)は処分終了から3年間は韓国代表になれないとの規定に基づき朴を代表に選出しなかった。

  一方、朴はこの規定を不服としてスポーツ仲裁裁判所(CAS)に提訴。練習に集中すべき貴重な時間がどんどん流れていった。CASが五輪出場は可能との判断を示し、リオ行きが確定したのは先月8日だった。

 朴の恩師で、元競泳韓国代表督の魯ミン相(ノ・ミンサン)氏は、リオ五輪での朴の不調について「これまでの準備不足がそのまま結果に出た」との見方を示した。

 朴は7日の200メートル自由形予選終了後、「五輪のような大きな大会は2年ぶりなので、その間にレースや新鋭の選手について把握できなかった部分もある」と語った。

 朴の時計が止まっていた間、世界の壁はさらに厚くなった。その変化は記録にも表れている。

 前回のロンドン五輪では、200メートル自由形予選16位で準決勝に進んだ選手の記録が1分47秒97だった。この記録だと今大会では朴と同じ29位の成績に終わる。400メートル自由形は、今大会で最終予選8位で決勝に進んだ選手のタイムは3分45秒43。ロンドン五輪で最終予選8位だった選手(3分47秒25)より2秒近く縮まった。

 競泳の関係者は「トップクラスの選手の場合、記録は大きな変化がないようにみえるかもしれないが、選手層はかなり厚くなった」と、世界の流れを伝えた。

最終更新:8月10日(水)15時2分

聯合ニュース

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