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若手を圧倒!?『青空エール』で上野樹里の存在感が抜群!

Movie Walker 8月10日(水)11時10分配信

吹奏楽部員と高校球児の甘酸っぱい高校生活を描く『青空エール』(8月20日公開)には、主演の土屋太鳳をはじめ、松井愛莉、小島藤子、平祐奈らフレッシュな女優陣が顔をそろえている。そんな青春の空気感漂う本作で、若手と一線を画した、さすがの存在感を発揮しているのが上野樹里だ。

【写真を見る】上野樹里が土屋太鳳に鬼指導!

上野が演じるのは、主人公・つばさ(土屋)が通う白翔高校の音楽教師・杉村容子。名門吹奏楽部の“鬼顧問”で、いつも厳しく生徒を指導するクールな役どころだ。

これまでにも、サックスに打ち込む女子高生を演じた『スウィングガールズ』(04)や、天才ピアニストに扮した『のだめカンタービレ』シリーズなど、音楽作品での経験は十分。その経験を活かしつつ、今作では指揮者として白翔高校のブラスバンドを率いている。

杉村は、初心者ながら入部を希望するつばさに風船を渡し「うちでトランペット吹きたいなら、これ膨らませるようになってからまた来て」と冷たく言い放つなど、言動がとにかく厳しい!過去にもボーイッシュでサバサバした女性を演じた上野だけに、この冷徹な杉村役がかなりハマっている。

しかし杉村の指導は、吹奏楽の厳しさを誰よりも理解しているがゆえの愛のムチであり、本心では生徒思いな面も。演奏前に「白翔の誇り、見せつけましょう」と生徒を鼓舞する姿は、頼りになる理想の教師そのものだ。

そんな上野の演技は、青春がただ楽しいだけのものではなく、苦労や挫折があるからこそ輝くものなのだと作品に説得力を持たせている。芸歴15年以上、多くの主演作を経験してきた上野だからこそ、若手キャストには醸し出せない説得力が生まれたのかもしれない。鑑賞の際は、彼女の円熟した存在感にぜひ注目してほしい!【トライワークス】

最終更新:8月10日(水)11時10分

Movie Walker