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「聲の形」松岡茉優を山田尚子と大今良時が絶賛、「子供時代の将也そのもの」

映画ナタリー 8月10日(水)16時0分配信

9月17日より全国公開されるアニメーション「映画『聲の形』」で、主人公・石田将也の小学生時代の声を担当した松岡茉優、監督の山田尚子、原作者の大今良時のコメントが到着した。

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本作は、大今の同名マンガを「映画 けいおん!」などを手がけた京都アニメーションが映画化した人間ドラマ。高校生の将也と、5年ぶりに再会した聴覚障害を持つ少女・西宮硝子の交流を描く。将也を入野自由、硝子を早見沙織が演じ、悠木碧、小野賢章、金子有希、石川由依、潘めぐみ、豊永利行がキャストに名を連ねる。

松岡の起用について「彼女の中にあるたくさんの感受性のどんな部分から将也が生まれてくるか知りたくなりお願いした」と語る山田。これに対し松岡は「自分自身にとって新しい試みで、初めは声だけに演技を乗せるのがこんなに大変なのかとすごく悔しかった」とコメントし、「でも、徐々に山田監督との信頼関係も築けたと思います。将也くんは私にとってかけがえのない少年になりました」と振り返った。

アフレコを終えた松岡の印象について、山田は「松岡さんの中で将也がどんどん呼吸し始めて、動きまわっているのが手に取るように見えてきて、本当にわくわくしました」と興奮気味に語る。さらに「普段、声だけで芝居をすることはあまりされていないと思うので、いろいろと窮屈だったりしたと思うのですが、そのようなことをまったく感じさせない感性とセンスを目の当たりにしました」と発言。大今も「私のイメージする子供時代の将也そのものでした。特に怒鳴ったときの声がすごく魅力的でした」とコメントを寄せた。

松岡茉優 コメント
声優のお仕事は3本目になるのですが、一番リアルに近かった作品で、普段実写でやっている役作りをしてみようと思いました。役として石田将也くんを見つめ直してみると、悪気のない純粋な将也くんが見えてきました。自分自身にとっても新しい試みで、初めは声だけに演技を乗せるのがこんなに大変なのかとすごく悔しかったですが、徐々に山田監督との信頼関係も築けたと思います。声優と俳優というお仕事につながる架け橋の兆しが見えた気がして、本当に光栄です。将也くんは私にとってかけがえのない少年になりました。

山田尚子 コメント
松岡さんが演じられていた役でとても大好きな役がありまして、小学生将也のことを考えたときに、その子のことがふあっと浮かびました。きっとこのときに自分の中では松岡さんの将也と握手していたのだな、と思います。彼女の中にあるたくさんの感受性のどんな部分から将也が生まれてくるのか、とても知りたくなってお願いしました。

アフレコを終えての印象
テイクを重ねるごとにたくさんの将也を見せてくださいました。松岡さんの中で将也がどんどん呼吸し始めて、動きまわっているのが手に取るように見えてきて、本当にわくわくしました。その間、松岡さんはずっと将也と対話されているようでした。途中、入野さんの将也の生の声を聴かれるタイミングがあったのですが、それからの“松岡将也”がまた素晴らしくて。小学生の将也と高校生の将也がちゃんと同一人物として存在する形にしっくりなじませていかれました。普段、声だけで芝居をすることはあまりされていないと思うので、いろいろと窮屈だったりしたと思うのですが、そのようなことをまったく感じさせないようなものすごい感性とセンスを目の当たりにして、頭がくらくらしてしまいました……。

大今良時 コメント
アフレコを終えての印象
とても自然な演技だと思いました。投げ出すような感じというか、放り投げるような感じというか、本物の小学6年生のようなしゃべり方が、私のイメージする子供時代の将也そのものでした。特に怒鳴ったときの声がすごく魅力的でした。



(c)大今良時・講談社 / 映画聲の形製作委員会

最終更新:8月10日(水)16時0分

映画ナタリー

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。