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打てるチームへ変わった市和歌山の思い切った方策…12年ぶり夏初戦突破

デイリースポーツ 8月10日(水)20時28分配信

 「全国高校野球・1回戦、市和歌山8-2星稜」(10日、甲子園球場)

 市和歌山(和歌山)が星稜(石川)を12安打8得点で下し、夏の甲子園では12年ぶりに初戦を突破した。今春のセンバツでは初戦で南陽工に完封負け。そこから打てるチームへ変ぼうを遂げた要因に、半田監督の思いきった作戦があった。

 「フリー打撃でも雑に打っていた。それだったらやらない方がいい」と指揮官。センバツ後、5月中旬ごろから約1カ月間、打撃に関する全体練習をメニューから外した。「個々にはやっていたかもしれませんが」と個別練習まで制限は設けなかったが、これで覚醒したのが2安打3打点の活躍を見せた3番・藪井だ。

 「最初握った時はバットが重たかった」と苦笑いで振り返ったほど。だが「足の上げ方とかあれこれ考えすぎていた。打撃練習がなかったことで、素直に投手とタイミングが合うようになった」と効果を明かす。和歌山大会の準々決勝からスタメンに抜てきされ、決勝の箕島戦では試合を決める2ランを放った。

 「今までやったことがなかったので、だいぶ勇気はいりました」と明かした半田監督。常識にとらわれない思い切った指示が、チームを変ぼうさせた。

最終更新:8月10日(水)20時32分

デイリースポーツ

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