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「関屋記念」&「エルムS」東西記者徹底討論

東スポWeb 8月10日(水)21時36分配信

【関屋記念(日曜=14日、新潟芝外1600メートル)&エルムS(日曜=14日、札幌ダート1700メートル)東西記者徹底討論】日曜新潟メーンはサマーマイルシリーズ第2戦(9・11京成杯AHまで全3戦)のGIII関屋記念。揃って初戦の中京記念組を本命に推した「両刀」山口、「馼王」西谷だが、推奨理由は正反対。「馬場が違う中京と新潟の成績はリンクしない」と主張する山口に対し、西谷は「傾向が変わった今の中京ならスライド決着もあり得る」と猛反論。果たして軍配はどちらに上がるのか?

 西谷哲生(大スポ):リオ五輪で熱い戦いが続いていますね。

 山口心平(東スポ):サッカー日本代表がいきなり負けた時はどうなることかと思ったが、柔道、水泳とメダルラッシュが続いて何よりだ。

 西谷:我々も日本選手団の勢いに乗って、的中ラッシュといきたいところです。

 山口:まずは、中京記念上位組の取捨をどうするかだな。今年は馬場の傷みも目立ち、軽快なスピード勝負という印象はなかった。2着したピークトラムを筆頭に「いくらか時計を要する重めの馬場」だから好走できた馬も多いんじゃないか。

 西谷:上位陣は軽視ってことですか?

 山口:新潟の軽い馬場に替われば、評価を下げるのは当然だろ。

 西谷:いやいや、トモが薄くて荒れた馬場が苦手なはずのガリバルディが勝ったんですよ。中京最終週の馬場は単純に重いという言葉だけでは片付けられません。33秒台の上がりは、これまでの中京記念では一度も記録されていないんです。

 山口:ガリバルディの勝因は、外めの伸びるところにうまくエスコートしたジョッキーの好騎乗だろ。

 西谷:そうだとしても、直線で同じところを通って最速上がりタイをマークした3着ケントオーなら、新潟でも勝負になっていいのでは。

 山口:まだ4歳と伸びシロは魅力だが、勝ち切るまではどうかな。

 西谷:前走はスタート直後に行き脚がつかなかったので位置取りが後ろになってしまったのが響きました。4走前のマイラーズC(8着)も不利な外枠が影響しながら0秒5差。うまくかみ合えば重賞を勝つ力は持っています。

 山口:俺はアルマディヴァンに◎。中京記念は最後で失速したが、軽い馬場の新潟なら変わり身は十分だ。

 西谷:昨年の関屋記念でも、前残りの競馬を追い上げて0秒2差4着と見せ場をつくりました。

 山口:あの高速上がりの中、直線でスムーズさを欠くロスはかなり大きかったはず。〈3・2・0・3〉の成績が示すように平坦で軽い馬場の新潟がベスト。スムーズなら。

 西谷:相手筆頭は実績上位のマジックタイムで一致しました。

 山口:この馬も新潟巧者。前走(ヴィクトリアマイル=6着)は総合力も問われたG�で現状の力差が出た印象だが、切れ重視の新潟、ローカル重賞のメンバーなら大威張りだろう。

 西谷:鞍上にルメールを確保して勝負気配を感じさせます。

 山口:単穴にはサトノギャラントを。同厩のロサギガンティアのほうが人気しそうだけど、立ち回りのうまさで劣っても新潟外回り仕様の決め手ならこちらが上。

 西谷:僕はそのロサギガンティアが▲です。前走の安田記念は9着も、勝ち馬から0秒6差とそれほど大きくは負けていない。出遅れがなければもっと際どかった。

 山口:昨年の2着馬マジェスティハーツは当然、マークする。昨年より1走余計に挟んでいるが、前走(七夕賞=12着)は競馬をしていないからダメージは皆無だろう。

 西谷:ピークトラムは先輩が言うように、時計勝負では割り引きが必要。ただ、馬体がパンとしてきた今の充実ぶりなら対応できてもいいはず。

 山口:中京記念組ではタガノエトワールの巻き返しにも注目だな。持ち時計もあるし、いずれ重賞を勝てる馬だと思っている。

 西谷:昨年3着のヤングマンパワーもお忘れなく。新潟では勝ち星こそないものの〈0・1・1・0〉と相性は悪くない。

 山口:あとは好位抜け出しのイメージでラングレー。連覇がかかるレッドアリオンは昨年が恵まれたものだったし、オミットでOKだろ。

 西谷:最後にエルムSにも少し触れておきましょう。

 山口:中心はモンドクラッセ…と言いたいところだが、重賞ならそう楽にはいくまい。1週前の動きが良かったジェベルムーサが連覇を決めるんじゃないかな。

 西谷:僕は鞍上モレイラの手腕込みでロワジャルダンの逆襲に期待です。まだ5歳と年齢的にも老け込む時期じゃないですからね。

最終更新:8月10日(水)21時36分

東スポWeb

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