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全米500万人が涙した恋愛小説が原作『きみがくれた物語』は一見恋愛モノだけど…!?

dmenu映画 8/10(水) 8:00配信

映画『きみがくれた物語』(8月13日より渋谷シネパレス他にて全国順次ロードショー)は、ラブストーリーであると同時に、人生の岐路に立つ人々に向けた物語でもあるようです。意地っ張りな2人の恋愛模様にときめきながらも、劇中で繰り返される「選択によって人生は変わる」というメッセージに、ふと「自分は今どんな分かれ道に立っているのだろう?」と考えさせられる……。甘い恋愛モノと思って見たら、ヘビーな問いを投げかけられるかもしれません。

「なぜキスを?」「イラつく女だからだ」

この映画は、数々のベストセラーを記録し、「ハリウッドで影響力のある作家25人」にも選出された恋愛小説家・ニコラス・スパークスによる小説が原作。ニコラスといえば、『きみに読む物語』が有名ですが、なんと彼自身が「『きみに読む物語』を超えた」と太鼓判を押している、全米500万人が涙したというミリオンセラー小説です。

この映画は作品内で第1部と第2部にパートが分けられそうなくらい、途中でテイストが大きく変わります。前半は本当に王道な恋愛モノ。トラヴィス(ベンジャミン・ウォーカー)とギャビー(テリーサ・パーマー)は、互いに惹かれ合っているのに素直になれず、肝心なところで意地を張ってばかり。2人の微妙な距離感にやきもきして、やっと結ばれたと思ったら、別れきれていなかったギャビーの恋人が現れて……!?

トラヴィスは、弁の立つギャビーのことを「イラつく女」と呼んでいるのですが、それを生かした愛の言葉がとてもオシャレ! 「なぜキスを?」「イラつく女だからだ」、さらに「そうやって僕を一生イラつかせろ」なんてプロポーズも。この恋人たちの小粋なやり取りは、さすがニコラス・スパークス原作というところでしょう。

あまりにも悲しい“最大の選択”

前半がいかにも王道のラブストーリーだったからこそ、後半の展開が余計ズシン!とくるというか……。トラヴィスとゴールインして2人の子供の母となったギャビーですが、ある夜、事故に遭ってしまいます。この事故に遭ったときのシチュエーションが、トラヴィスが引きずるのも当然だと思うくらい最悪なタイミング。

そして昏睡状態から目が覚めないギャビーを前に、トラヴィスは“ある選択”を迫られます。公式サイトには「愛を貫くための、人生最大の【選択】とは――?」という文言が躍り、劇中でも人生の選択についてのセリフが繰り返されるこの映画。その“選択”とは、生前「蘇生措置拒否」を望んでいたギャビーに、このまま延命措置を施すのかということ。 「自分ならどうする?」といくら考えてみても答えは出ない、どちらを選ぶにしても、あまりにも悲しい2択です。

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最終更新:8/10(水) 8:00

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