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新幹線開業見据え再開発の動き 福井駅前南通り、地権者ら協議会

福井新聞ONLINE 8月10日(水)9時5分配信

 福井市中央1丁目の福井駅前南通り商店街一帯で、地権者らが再開発を目指していることが9日分かった。協議会が立ち上がり、どのような施設を整備するかなど具体的な検討が始まった。JR福井駅西口では、ユアーズホテルの建て替えを軸にした計画や、食品スーパーの複合ビルなどへの改築計画といった再開発の動きが活発化している。協議会では、2022年度の北陸新幹線福井開業までに再開発を完了させたい考えだ。

 再開発構想が持ち上がっているのは、西口再開発ビル「ハピリン」西側の福井駅前南通り沿いで、食品スーパー「ハニー食市場北の庄店」より南側のエリア。同商店街は1940年代にでき、64年度に商店街振興組合が発足。現在は同組合に約20店舗が加入している。

 同組合によると、商店街の店舗のほとんどは築50年を超え、老朽化が進んでいる。入店希望がある度に修繕を繰り返してきたが、限界に近づいていて再開発による新たな施設の建設で、商店街の活性化を目指す。

 組合有志の地権者が2年前から再開発について勉強会を重ね、昨春に発起人会を立ち上げた。今年5月末に地権者12人を含む13人で再開発協議会を設立し、同振興組合の齊藤隆美組合長が会長に就いた。

 4月末にオープンした西口再開発ビル「ハピリン」を手掛けたコンサルタント、アール・アイ・エー(本社・東京)がアドバイザーを務める。現在、参加する地権者を募っており、再開発エリアの広さは決まっていない。

 基本計画策定に2年、建設に2年、都市計画法に基づく国の認可に1年かかる見込み。齊藤会長は「7年後の新幹線開業を考えると、あと1年ほどで準備組合を立ち上げないと間に合わない。構想の具体化と再開発を希望する地権者の取りまとめを急ぎたい」としている。

 西口を巡っては「ハニー食市場北の庄店」一帯に商業スペース、マンションなどで構成する複合ビルとタワー式駐車場を建設する計画が浮上。福井銀行(本店福井市)はユアーズホテルフクイの建て替えを軸とした再開発計画を進めており、年内にエリアを確定し、年明けにも準備組合の立ち上げを目指している。

福井新聞社

最終更新:8月10日(水)9時5分

福井新聞ONLINE