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ソフトバンク完敗にも「悲観しない」 あくまで前向き工藤監督

西日本スポーツ 8月10日(水)11時55分配信

■ハムも敗れ4差はキープ

 
 ああ3連敗…。またまた優勝マジック点灯へ足踏みだ。工藤ホークスが今季7度目の零封負けを喫した。5回で降板したオリックス西の前に22イニング連続無得点。その後も継投でかわされてゼロを並べた。これで西には3連敗だ。その西と今季5度目の投げ合いとなった武田翔太投手(23)は7回4失点で5敗目を喫した。日本ハムが西武に敗れたため、4ゲーム差は変わらない。きょうこそ、悪い流れを断ちきってマジックを点灯させる!

 Vマジック点灯が目前に迫っているチームとは思えないほど、攻守に精彩を欠く完敗だ。4点を追う最終回。打線があっさり三者凡退に倒れると、敗戦時には珍しく工藤監督が明るい表情で近くにいた今宮に話しかけた。一緒にベンチ裏に下がると、そのまま笑顔でスイングの助言。その後監督室へと入ると、これまた異例の早さで帰りのバスへと向かった。

「大事なのは明日だよ、明日!」

 「悲観的に考えてもしょうがないでしょ。日本ハムも負けたみたいだし。相手だって必死にやっているんだから、負けるときもある。大事なのは明日!」

 指揮官の言葉は、偽らざる本音だ。眼下にいる2位日本ハムも負けたことだけが唯一の救い。悲観的に考えればキリがないほどの試合内容だった。初回。いきなり武田が先頭を四球で歩かせると、バックにもミスが続いた。松田が糸井の打球のショートバウンドに合わせ損ね失策。一、三塁からT-岡田に先制左犠飛を許した場面では、カットした今宮の本塁返球が悪送球となり、一走が二進。結果、続くモレルに許した左前打が適時打となり、いきなり2点の先制を許した。

 わずか2点をはねのける元気が、今の打線にはない。前カードの日本ハム3連戦では計7得点。「ハムアレルギー」に苦しんだが、この日は案の定「西アレルギー」にもがいた。前回対戦の7月19日は完封勝利を献上。同5日も8回を無失点に抑え込まれていた。試合前、首脳陣は「右(打者)は外のストレート、スライダー」と、西攻略ポイントを指示。だが、結局は外角球の出し入れに翻弄(ほんろう)され、5回まで4度の得点圏に臨んだ打者が全て力ない飛球で凡退した。

 22イニング連続無得点となった天敵が左腰部に強い張りを訴え5回限りで緊急降板しても、打線は流れを変えられない。結局10残塁で今季7度目の零封負け。4度がオリックス戦で、そのうち3度が西の先発した試合だ。好投手とはいえ、20ゲーム差以上も離れた5位に沈む相手だけにもどかしい。3連敗も約1カ月ぶり。「大事なのは明日だよ、明日!」。指揮官の明るい言葉通り、切り替えていくしか方法はない。
=2016/08/10付 西日本スポーツ=

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最終更新:8月10日(水)11時55分

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