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広島市のサッカー場候補地を再検討 4者会談 みなと公園優位取り下げ

山陽新聞デジタル 8月10日(水)21時47分配信

 広島市のサッカースタジアム建設を巡る問題で、知事、市長、広島商工会議所会頭の作業部会側の3者に、J1・サンフレッチェ広島の久保允誉会長を含めた初の4者会談が10日、同市中区の広島商工会議所で開かれた。3者がこれまで示してきた広島みなと公園(南区)優位の位置づけを取り下げ、サンフレッチェが推す球場跡地(中区)に加え、新たな候補地を再検討することで合意した。

 久保会長が切望してきた4者会談は約1時間、非公開で行われた。深山英樹会頭によると、会談で3者は「(有識者を交えた)検討協議会の意見を踏まえた、みなと公園案を尊重する必要がある」という考えを示した一方、久保会長も「球場跡地がベスト」という従来通りの意見を主張。ただ「今の状態では前に進めない」として、新たな候補地について3者とサンフレッチェ側で意見を出し合うことにしたという。

 新たな候補地には、検討協議会で議論された広島中央公園(中区)など当初の9案が参考になる見込み。深山会頭は「従来の2案を白紙にするということではない」とした上で、次回会談の時期について「早急に意見交換の場を持ち、今後の方向性を打ち出したい」と述べた。

最終更新:8月10日(水)21時47分

山陽新聞デジタル