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料理キット、水耕栽培器・・・ 自由研究提案し商品を売り込み

日本農業新聞 8月10日(水)7時1分配信

 野菜の味の違いや栽培過程などを「自由研究」のテーマとして提案し、商品を売り込むメーカーが相次いでいる。日本能率協会によると、小学生の子どもを持つ親が自由研究で最も悩むのはテーマの設定。子どもに商品への興味を持たせ、親の財布のひもを緩ませる狙いだ。

 有機野菜などをインターネット販売するオイシックス(東京都品川区)は、自由研究対策商品の料理キット2種類を11日から発売する。カレーグラタンの入った商品では、同社オリジナル品種「シフォンなす」をはじめ3種類のナスを食べ比べさせ、食味の他、切り口や重さを観察。商品と一緒に入れた研究シートを参考に、子どもたちは自由研究を仕上げていく流れだ。

 同社の利用が初めての客には送料無料や野菜などもプレゼント。子どもの自由研究を入り口に、新規顧客の獲得につなげる狙いだ。同社は「小学校低学年の子どもを持つ、親御さんからの新規注文が増えそうだ」と好感触をつかむ。

 ダスキン(大阪府吹田市)は、販売している家庭用の水耕栽培器の販促ツールに、自由研究を活用する。栽培の過程を記録できる日記帳を5日までの期間限定で配布。サラダ菜などの葉物野菜やベビーリーフの種まきから収穫までを観察し、日記帳に記入する。栽培器の価格は1台2万2218円。「まずまずの注文があった」と話す。

 料理レシピ検索サイト大手のクックパッド(渋谷区)は、自由研究の特集ページを設けている。ページには、ジャガイモから片栗粉を作る方法や、甘いミニトマトの見分け方など、悩みがちなテーマ設定を助けるコンテンツが多数並ぶ。同社は「夏休みに関心が高い情報をまとめることで、アクセス数を増やしたい」と狙いを話す。

日本農業新聞

最終更新:8月10日(水)7時1分

日本農業新聞