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アルミダイカストのKSD/生産能力大幅増強

鉄鋼新聞 8/10(水) 6:00配信

アルミダイカストメーカーのケーエスディー(KSD、本社・愛知県一宮市、社長・国分重人氏)は、生産能力を大幅に増強した。自動車関連のユーザーニーズの急拡大に対応して、中小型製品を生産する2台のダイカストマシンを第二工場に新規増設。今後も需要動向に応じて段階的な設備増強を実施し、生産数量を段階的に伸ばす考えだ。
同社は抜き勾配ゼロでアルミダイカスト製品を生産可能な「HADプロセス」を武器に高精度、薄肉製品を量産。昨年には本社工場横に「第二工場」を建てて能力増強を図り、自動車関連ユーザーを中心に中小型製品を安定供給する。
第二工場は今春から、530トンマシンを設置しミッション部品の営業生産を開始した。月2万5千個を手掛けているが、高い品質が評価されたことに加えて営業努力が実を結び、10月から現在の倍となる5万個を生産することとなった。エンジン部品の量産も視野に入り、2台のマシンの増強を決めた。
導入したのは宇部興産製の530トン、375トンマシンで、それぞれ5月、6月に設置を完了した。現在試運転を進めており、530トンは10月から、375トンは年末年始からの量産スタートを目指す。
今回マシンを増台した第二工場は依然スペースに余裕があり、段階的な能力アップを図る方針。伊藤智義専務は「数量が拡大する一方、現場の負荷が大きくなっている。今後はいっそう安全操業に配慮し、安定供給に努めたい」とコメントした。

最終更新:8/10(水) 6:00

鉄鋼新聞