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イオンがミャンマー進出-“アジアシフト”鮮明

日刊工業新聞電子版 8月10日(水)15時20分配信

岡田社長「急速に発展している市場で、徹底したローカリゼーションを進める」

 イオンはアジア市場で攻勢をかける。ミャンマーで現地企業との合弁会社「イオンオレンジ」(ヤンゴン)を設立し、食品スーパーマーケット事業を始めた。8日に都内で会見した岡田元也イオン社長は「急速に発展している市場で、徹底したローカリゼーションを進める」と述べた。

 クリエーション・ミャンマー・グループ・オブ・カンパニーズ(CMGC、ヤンゴン)と組んだ。同社はアディダスなどの専門店運営や不動産事業を手がける。CMGCが展開しているスーパー「オレンジ」14店舗を承継し、改装して「イオンオレンジ」として展開する。

 イオンのプライベートブランド(PB)「トップバリュ」を販売するほか、屋台文化が盛んな地域性を反映し、総菜も強化する。ハン・チーCMGC社長は「地場の商品を、良い品質で多く売りたい」と意気込みを話した。

 イオンは戦略の一つにアジアシフトを掲げている。ミャンマーではイオンマイクロファイナンスミャンマーを設立して、2013年に日系企業で初の割賦販売を始めた。14年には駐在員事務所を設け、小売り事業の展開について調査を進めてきた。

 ミャンマーのGDPは年8%程度伸びている。年内にはヤンゴン市で1号店の出店を見込んでおり、岡田イオン社長は「5年後には年10店舗出したい」と構想を語った。

最終更新:8月10日(水)15時20分

日刊工業新聞電子版