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[五輪現地レポ 3]スウェーデン戦前夜 運命の地サルバドールへ

theWORLD(ザ・ワールド) 8月10日(水)18時32分配信

絶対に勝たなくてはならない

 いよいよ大一番である。

 負けたら終わり、勝ってもコロンビアの結果次第ではグル-プリ-グ敗退になるが、ともかくもスウェ-デン戦は勝たないといけない試合だ。

 決戦の地サルバド-ルは、マナウスと違って湿度が低く、過ごしやすい。試合時間の7時は涼しくてかなり快適だが、それは北欧のスウェ-デンにとっても同じ。この環境下ではいい試合が望めそうだ。

「チ-ムは1試合、1試合と良くなっているんで次は自信を持って挑めると思います」

 室屋成は、そう言った。

 ナイジェリア戦で出たメンタル面の問題と守備の課題をコロンビア戦で修正した。2失点はしたが、1失点はオウンゴ-ルで崩されたわけではない。球際への厳しさも戻り、ようやく自分たちのスタイルを取り戻しつつある感じだ。

 原点回帰とも言える自分たちのスタイルに戻ったひとつの要因が選手間の距離だ。コロンビア戦は4-4-2のシステムだったが、日本はボランチの遠藤航、井手口陽介と攻撃的MFの中島翔哉と矢島慎也の4人がボックス型になり、極めていい距離感になってボ-ルを回し、攻撃を仕掛けていた。

 4-3-3の時も前線の興梠慎三と南野拓実、中島の3人はいい距離感でプレイしていたが、それが4-2-2にも活かされていたようだった。

「距離というのはプレイする中でずっと意識しています。お互いの距離が近くなればいろんな攻撃ができるし、そうしないと世界ではなかなか点は取れないんで」

 コロンビア戦、途中出場した大島僚太は言う。

 大島が縦パスを出し、南野から浅野へと渡って決めたゴ-ルは、まさに3人の絶妙な距離とポジショニングが生んだゴ-ルだった。その後も両サイドバックを使ったり、外と中をうまく使い分けて、相手の守備を混乱させていた。

 また、やり方が馴染んでいる4-4-2に戻し、役割がより明確になったのも大きい。遠藤航は、4-4-2にしたチ-ムへの効果をこう語った。

「ひとりひとりやることがハッキリしたのが良かったと思う。守備もうまくハマっていたし、いい守備がいい攻撃につながるなって改めて感じた。また、高い位置でボ-ルを奪った瞬間、前線にポイントになるところが慎三(興梠)さんと拓磨(浅野)の2枚になる。それが大きいし、慎三さんや拓磨がセカンドボ-ルを拾える回数がすごく多かった。それは全体がコンパクトになっていたからだと思います。こういうした細かいところがゲ-ムを優位に進める上で重要になってくる」

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最終更新:8月10日(水)18時32分

theWORLD(ザ・ワールド)

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。