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みぞれにも猛暑にも負けず「平和の少女像」守り続ける若者たち

ハンギョレ新聞 8月10日(水)7時17分配信

日本大使館前の少女像を守る活動が8カ月に 使い捨てカイロから氷水へ…差し入れで応援する市民たち

 「みんな台風ばかり心配したけれど、猛暑が思わぬ伏兵でした。台風ならビニールを被って凌げるけれど、猛暑は逃げられませんね」

 8日、ソウル市鍾路(チョンノ)区中学(チュンハク)洞の「平和の少女像」前。少女像を守る活動に参加したチェ・ウンセムさん(22)は凍らせたミネラルウォーターひと袋を下ろしながら言った。「こんなふうに氷水を定期的に下さる方がいるんです。近くの食堂では氷が溶けないように冷凍庫を借してくれました」。チェ・ナラニラさん(24)はチェさんが持ってきた水のボトルを顔に当てた。この日のソウルの昼間の気温は36度を上回った。青銅で作られた少女像も真夏の日差しの下で熱くほてっていた。

 昨年12月30日、凍えるようなみぞれに打たれながら始まった「韓日慰安婦合意を破棄へ!少女像の撤去反対!大学生行動」による少女像を守る行動は、猛暑の中でも続いている。韓日「慰安婦」合意は破棄されるどころか、日本政府の内外で少女像の撤去・移転を「慰安婦」合意と連携させる声が依然として出ているからだ。

 少女像を守る若者たちは昨年から1日2、3人ずつ交代しながら、午前9時から翌日午前9時まで24時間座り込みの現場を守っている。道の清掃をし、通りがかる市民たちに「慰安婦」合意の破棄を主張するプラカードを掲げ、毎週開かれる「水曜デモ」で披露するダンスを練習していると「24時間があっという間に過ぎる」とチェさんは言う。夜には蚊帳の中に入って眠りにつく。一緒にいたチェさんは「韓国政府は(日本軍慰安婦被害者の反対にもかかわらず)「慰安婦」合意案の内容を一つ一つ実行しようとしている。そうすればするほど、合意案に同意しない声がここにあるということを知らせなければと思った」と、少女像を守る理由を説明した。昨年の冬、寝袋や数千個の使い捨てカイロなどの差し入れで支援の気持ちを伝えた市民たちは、今はアイスクリームや飲み物、入浴券、扇風機、蚊帳などを差し入れ、気持ちとして少女像を守る座り込みに参加している。ある市民は思う存分飲み物を飲んでほしいと近くのカフェにお金を払っていったかと思えば、カフェの方では無料で飲み物を上乗せしてくれるなど、思いやりの支援は広がっていると彼らは話す。

 9日昼にも、座り込み現場を訪れた市民がパンとアイスクリームがたっぷり入った袋を彼らに渡した。キム・ヨンジンさん(23)は「この前の座り込みの時は夏負けしてお腹を下したけれど、差し入れてくれた食べ物はありがたくすぐにいただかなければ」と、大口でアイスクリームにかぶりついた。

バン・ジュンホ記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr)

最終更新:8月10日(水)7時17分

ハンギョレ新聞

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。