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大規模修繕に着手 金沢・パークサイト玉川、資産価値維持図る

北國新聞社 8/10(水) 3:14配信

 金沢市芳斉1丁目のマンション「パークサイト玉川」の管理組合は外断熱化を中心とする大規模修繕工事に着手した=写真。完成から33年がたち、最新設備に更新して資産価値を維持する狙い。全国的には新築マンションの価格高騰に伴い中古物件の需要が高まっている。市内でもバブル崩壊から立ち直り始めた頃に建ったマンションが修繕期を迎えており、大規模な手直しで魅力向上を図る例が増えそうだ。

 パークサイトは1983(昭和58)年に完成した10階建て、全121戸のマンションで、2001年に1度目の修繕を施した。今回は国土交通省の補助事業を活用し、複層ガラスや高断熱ドアを全戸に導入する。総工事費は2億3千万円で、うち6590万円を国の補助金、残りを組合員の積立金や管理費で賄う。

 山岸節夫理事長は古いマンションには空室化、老朽化、高齢化の課題があると指摘して「賃貸物件として運用するにも設備を更新した方が良い。高齢化も進んでおり、断熱性能を高めて暮らしやすいマンションにしたい」と話した。

 一般社団法人マンション大規模修繕協議会によると、石川県内で100戸以上のマンションの修繕例は珍しい。今後はバブル崩壊後の15~20年前に完成したマンションで、1度目の修繕に踏み切るケースが増えるとみられるという。

北國新聞社

最終更新:8/10(水) 3:14

北國新聞社