ここから本文です

米国債:上昇、3年債入札で旺盛な需要-長期債入札にも期待

Bloomberg 8月9日(火)16時58分配信

9日の米国債相場は上昇。10年債利回りは今月に入って最も大幅な低下となった。3年債入札への需要が年初来で最も高かったことが買いを誘った。米国債は3年債入札(発行額240億ドル)後に上げ幅を拡大した。最高落札利回りは 0.85%と、入札前取引の水準を下回った。投資家の需要を測る応札倍率は2.98倍。3年債入札としては昨年12月以来の高水準となった。海外の中央銀行や投資信託を含む間接入札者の落札全体に占める割合は5月以降で最高を記録した。

BMOキャピタル・マーケッツの債券ストラテジスト、アーロン・コーリ氏は「間接入札の需要は海外からの購入と捉えられることが多く、その需要がなお強い場合、10年債や30年債を売る理由はない」と指摘した。

米国債は10年債利回りが過去最低水準1.318%を付けた7月6日以降、軟調に推移してきた。米経済が力強くなっているとの見方から、年内の利上げ観測が再浮上していることが背景にある。経済指標の予想とのかい離を示すブルームバーグの指標は2014年12月以来の高水準となっている。一方、欧州と日本の金融緩和で約8兆8000億ドル規模のソブリン債がマイナス利回りとなっているため、米金融当局は利上げには慎重になるとの声もアナリストの中では残っている。

ブルームバーグ・ボンド・トレーダーのデータによれば、ニューヨーク時間午後5時現在、10年債利回りは前日比4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の1.55%。同年債(表面利率1.625%、2026年5月償還)価格は100 22/32。利回りは8日に6月23日以来の高水準を付けた。

財務省は10日に10年債(規模230億ドル)、11日に30年債(同150億ドル)の入札を実施する。

10年債利回りは一時、ブルームバーグがまとめた年末時点の同年債利回り予想の加重平均を今年に入って初めて上回った。過去最低水準からは約23bp上昇している。一方、最新予想の比重を高くした予想加重平均はこの間に19bp低下し、1.58%となっている。

JPモルガン・チェースによれば、全顧客による米国債の中立の持ち高が7月11日以来の最高となり、米金融当局の出方を待っていることがうかがえる。

原題:Treasuries Rally as 3-Year Auction Sees Strongest Demand of 2016(抜粋)

全面的に書き替え、更新します.

Brian Chappatta

最終更新:8月10日(水)7時16分

Bloomberg

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

暗闇で光るサメと驚くほど美しい海洋生物たち
波のほんの数メートル下で、海洋生物学者であり、ナショナルジオグラフィックのエクスプローラーかつ写真家のデビッド・グルーバーは、素晴らしいものを発見しました。海の薄暗い青い光の中で様々な色の蛍光を発する驚くべき新しい海洋生物たちです。彼と一緒に生体蛍光のサメ、タツノオトシゴ、ウミガメ、その他の海洋生物を探し求める旅に出て、この光る生物たちがどのように私たちの脳への新たな理解を明らかにしたのかを探りましょう。[new]