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ドイツ銀に解雇された元幹部、上席の承認得て中徳証券に支払いと主張

Bloomberg 8月10日(水)16時3分配信

ドイツ最大の銀行、ドイツ銀行から不当に解雇されたと訴えている元幹部のダグラス・モートン氏は、解雇の理由となった中国の合弁会社への支払いが、アジアの他のトップマネジャーの承認に基づくものだったと香港の高等法院(高裁)で主張した。

香港でマネジングディレクターを務めていたモートン氏は、2013年から15年にかけて中国の中徳証券に支払ったレベニューシェアリング(収入分配)の基礎となる取引リスト2件について、アジア・コーポレートバンキング・セキュリティーズ部門の当時の共同責任者を含む上級幹部から承認を得ていたと証言した。同氏の代理人であるロバートソンズ・ソリシターズの弁護士が明らかにした。

モートン氏(52)は不当解雇をめぐり1億3530万香港ドル(現在の為替レートで約17億6900万円)の賠償を請求する訴えを香港の労資審裁処に今年4月に起こした。アジア・コーポレートファイナンスの共同責任者だった同氏は、これとは別に中徳証券への支払い承認で不適切行為がなかった事実確認を求めてドイツ銀を提訴している。

ブルームバーグが内容を確認したドイツ銀の内部文書によれば、虚偽の情報を含むと同行が主張する取引リスト2件への関与を理由にモートン氏は解雇された。

ドイツ銀の香港在勤の広報担当マイケル・ウェスト氏は「ブルームバーグに提供された情報は幾つかの点で事実関係に誤りがあるだけなく、文脈からも外れており、この件の事情をほとんど承知していないか、利害関係のある関係者から提供されたものと受け止められる。モートン氏の主張について激しく係争中の案件であり、それ以上はコメントしない」と回答した。

原題:Fired Deutsche Bank Manager Claims Superiors Approved Deal Lists(抜粋)

Cathy Chan

最終更新:8月10日(水)16時3分

Bloomberg

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