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五輪直前 片山晋呉は「普段通り」開幕前日はマイペース調整

ゴルフ情報ALBA.Net 8月11日(木)10時30分配信

<リオデジャネイロ五輪ゴルフ男子 事前情報◇10日◇オリンピックゴルフコース(7,128ヤード・パー71)>

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 112年ぶりの五輪でのゴルフ競技開幕までいよいよあと1日。「リオデジャネイロ五輪ゴルフ男子」に出場する片山晋呉は、開幕前日の練習日に臨みOUT9ホールをチェックして回った。ティショットなどは打たず、クラブ数本だけを携えてグリーン周りのみのラウンド。この日は朝から雨風が強く、「この中で打っても飛ばないし、気持ちもめいっちゃうからね。これで、(OUT、IN)全部3回ずつ見たのでちょうどいいかな」とマイペース調整にとどめた。

 計3ラウンドで確認したコースは回れば回るほど、その難しさが浮かび上がってきた。「いかにパーオンするか。(グリーンに)乗らないと難しいけど乗せるのも難しい。風も吹くだろうからね」。アップダウンの少ないリンクススタイルのコースだが、フェアウェイ、グリーンのアンジュレーションがきつく、落としどころによってはグリーンを転がり落ちる場面も増えそう。この日ショートゲームを中心にチェックしたのもそうした場面を想定してのものだ。

 ラフがなくフェアウェイは広く取られているが、ティショットの落としどころには効果的にバンカーが配されてターゲットは狭い。「260ヤードくらいのところにバンカーが多い。キャリーで285ヤードくらいだから、狭く感じるよね。距離を飛ばす人が断然有利。飛ぶとバンカー超えるからすっごく広いと思う」。飛距離差をカバーするマネジメントとショートゲームがメダル獲得のカギとなりそうだ。

 五輪全体に目を移せば日本のメダルラッシュが続いている。片山自身は他競技を観戦することができていないが、ケアのために訪れる施設では他競技の選手と遭遇することも多く、受ける刺激も少なくない。ゴルファーとして唯一経験した開会式は少し前のようなことにも感じるが、「ゴルフ界では僕しか語れないので、良い経験をさせてもらった。また東京で歩きたいと思うかもしれないし、4年もあるのでケガさえしなければ争う順位にいたい」と東京への思いも強くなった。やはり五輪の舞台は特別だ。

 それでも、舞台は変わってもやることは変わらない。「普段通り。変わらず。ゴルフって力が入って“よし”って思ったからって上手くいかないからね。そこは難しいけど、長くやってるから自分の持ってるもので乗り切れたらいい」。五輪は初でも、踏んできた場数は誰にも劣らないはずだ。

(撮影:福田文平)<ゴルフ情報ALBA.Net>

最終更新:8月11日(木)10時47分

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