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チェルノブイリで「ポケモンGO」は許される? 現地で起動してみたら、チェックポイント直前に…

withnews 8月13日(土)7時0分配信

 新シェルターに覆われる前に、チェルノブイリの石棺を観てみたい、と思い、旅の行き先はウクライナに決定。関空から旅立つ日、ちょうど日本で「ポケモンGO」がリリースされた。日本では国会などがポケストップの削除要請を検討する一方、上手に使えば、普段、知るきっかけのない史跡を訪れる機会になるという声もあった。「チェルノブイリでやってみたら、どうなるんだろう…」。恐る恐る、現地で試してみた。(朝日新聞大阪編集センター記者・ 水野梓)

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2011年からツアー解禁

 日本では、市民感情にそぐわない、と、阪神・淡路大震災の犠牲者の名前が刻まれている「慰霊と復興のモニュメント」や、広島市の平和記念公園、長崎原爆資料館周辺は、「ポケモンを出現させないように」「ポケストップの削除を」と求めているという。

 チェルノブイリも、1986年4月26日、大きな原発事故が起きてしまった場所だ。事故の初期対応にあたった原発職員や消防士30人以上が死亡したほか、大量の放射性物質がまき散らされ、13万5千人が避難したといわれている。

 今でも30キロ圏内は「ゾーン」と呼ばれ、原則立ち入り禁止のエリアになっている。

 けれど一方で、2011年から、ウクライナ政府がゾーンを巡るツアーを解禁。私が参考書として持って行った「チェルノブイリ ダークツーリズムガイド」(編・東浩紀)によると、1年間に1万4千人もの人が訪れているそうだ。

チェックポイント直前にポケストップ

 そこでポケモンをやるって、本当にそぐわないのか、不謹慎なのか?

 実際に立ち上げてみると、まず、30キロのチェックポイントの直前に、ポケストップがあった。30キロ圏内に入ったあとも「Chornobyl Sports Hall」などのポケストップがあった。

 作業員が暮らす生活エリアもあるので、きっとポケモンGOをやっている人もいるのかな、と想像する。
 ただ、ツアーが始まったあとは、ポケモンどころではなくなってしまった。起動時間が合計10分ぐらいと短かったせいもあったけれど、ポケモン自体は全く出現しなかった。

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最終更新:8月13日(土)7時0分

withnews

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