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【ドイツ】電力エーオン、上半期は赤字転落:従来型発電施設の引当金響く

NNA 8月11日(木)9時0分配信

 独エネルギー最大手エーオンは10日、上半期(1~6月)の純損失が30億3,400万ユーロとなり、前年同期の11億4,900万ユーロの黒字から赤字に転落したと発表した。分離・独立手続きを進める新会社ウニパー(Uniper)が引き継ぐ従来型の発電施設の減損費用と引当金に、それぞれ29億ユーロと9億ユーロを計上したことが響いた。
 売上高は11%減の202億5,400万ユーロ。ウニパー分離後の主力3部門のうち、顧客ソリューション部門が12%落ち込んだ。一方、エネルギー・ネットワーク部門は9%、再生可能エネルギー部門は13%それぞれ増えている。
 既存事業の販売量は電力が1,157億キロワット時と14%減少。ガスも851億キロワット時と17%減った。EBITDA(利払い・税引き前・償却費控除前利益、特別損益除く)は全体で29億100万ユーロと12%減っている。
 ウニパーを除く調整後の純利益は28%減の6億400万ユーロだった。同社は通期について、これが6億~10億ユーロになるとの見通しをあらためて示している。
 エーオンは7月、ウニパーの新規株式公開(IPO)を予定通り9月に実施すると発表。ウニパーの株式53.35%を放出し、残りの株式は中期的に売却を進める。既存株主にはエーオン株10株につきウニパー株1株が割り当てられる。[M&A]

最終更新:8月11日(木)9時0分

NNA