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米ミサイル防衛局長が来韓 韓国軍幹部とTHAAD協議

聯合ニュース 8月11日(木)11時54分配信

【ソウル聯合ニュース】米国のミサイル防衛(MD)システムを統括する米国防総省ミサイル防衛局(MDA)のシリング局長(海軍中将)が11日、韓国軍合同参謀本部庁舎で韓国軍幹部と会談した。シリング局長は前日に日本から韓国入りしたとされる。

 会談では米最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」の韓国配備決定に伴う追加措置や韓米ミサイル防衛協力策などが協議された。

 シリング局長は会談で北朝鮮が中距離弾道ミサイル「ムスダン」や「ノドン」を発射し韓国や在韓米軍基地を威嚇していることについて、北朝鮮の核と弾道ミサイルのレベルを見極め、これに対する両国のミサイル防衛協力策について意見を述べたもようだ。

 シリング局長の突然の来韓は、韓国南部・慶尚北道星州郡へのTHAAD配備が決定して以降、韓国内でTHAADの配備に反対する世論が高まる中で行われたため、米政府も事態の推移について高い関心を持って注視していることを示している。

 MDAは世界レベルでのミサイル防衛戦略を構築し、実施する機関であることから、シリング局長の韓国での言動に注目が集まっている。

 ただ、韓国国防部と合同参謀本部、在韓米軍はシリング局長の韓国でのスケジュールや誰と面会するかなどについて口を閉ざしている。シリング局長の来韓が国内外で波紋を呼ぶことを警戒しているためとみられる。

 軍関係者は「シリング局長が韓民求(ハン・ミング)長官をはじめ国防部高官に会うことはない」と伝えた。

 シリング局長は韓国軍にTHAADの安全性に関する技術的な説明を行うとされる。

 また、合同参謀本部訪問後には韓国メディアとのインタビューを通じTHAADの安全性を説明するとみられる。インタビューを終えた後、韓国を発つ予定だ。

最終更新:8月11日(木)16時52分

聯合ニュース