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リオ五輪に見切りか 正恩氏側近が早くも帰国の途

聯合ニュース 8月11日(木)15時19分配信

【リオデジャネイロ聯合ニュース】北朝鮮の崔竜海(チェ・リョンヘ)朝鮮労働党副委員長がリオデジャネイロ五輪開会式出席などの日程を終え11日(日本時間)、ブラジルを出国した。

 崔副委員長を含む北朝鮮訪問団一行は現地時間の同日午前1時半発の航空機で帰国の途に就いた。

 崔副委員長は先月30日に平壌を出発。中国・北京とキューバを経由して今月4日、リオデジャネイロに到着した。

 聯合ニュースが取材した結果、リオデジャネイロ市内のホテルを11日昼にチェックアウトする予定だったが、出発を1日前倒しした。

 金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の最側近とされる崔副委員長が西側の国を訪問したのは初めてとみられる。

 崔副委員長は、1週間のブラジル滞在中に国際オリンピック委員会(IOC)主催の夕食会や五輪開会式に出席した。

 また、五輪に出場している北朝鮮選手を激励したほか、世界的な観光名所として知られるコルコバードの丘に立つキリスト像を見学した。

 ◇早期帰国 なぜ? 

 リオで「スポーツ外交」を展開すると予想されていた崔副委員長だが、ほとんどの時間を自国選手の応援や観光に費やした。北朝鮮メディアは崔副委員長が5日にブラジルのテメル大統領代行(副大統領)と会談したと伝えたが、聯合ニュースの取材で会談していないことが分かっている。崔副委員長と主要国の首脳らが接触した形跡もなく、帰国を早めた理由に注目が集まっている。

 北朝鮮はこの日までに、銀メダル2個、銅メダル2個を獲得し総合29位。金メダル4個、銅メダル2個を獲得した2012年ロンドン五輪と比べると、低調な成績となっている。

最終更新:8月11日(木)16時53分

聯合ニュース