ここから本文です

内村航平「うれしいより幸せです」 44年ぶりの個人総合連覇

デイリースポーツ 8月11日(木)7時30分配信

 「リオ五輪・体操男子個人総合・決勝」(10日、リオ五輪アリーナ)

 内村航平(27)=コナミスポーツ=が92・365をマークし、金メダルを獲得した。1972年ミュンヘン五輪の加藤沢男以来、44年ぶりの2連覇達成。「うれしいより幸せです。これだけいい演技で、一番いい色のメダルが取れたので、僕は一番幸せものだと思います」と、感慨に浸った。

【写真】日本で見守る妻 最後の鉄棒が終わって涙ぐむ

 5種目を終えた時点で、内村は76・565の2位。トップは予選を1位で通過したオレグ・ベルニャエフ(ウクライナ)で、内村は0・901の差を付けられていた。しかし最終の鉄棒で、内村は完璧な演技を見せ、着地も決めて15・800の高得点をマーク。得点を92・365に伸ばした。最後に演技したベルニャエフは着地が乱れたのもあり得点が伸びず、14・800どまり。得点も92・266で、、内村が大逆転した。

 内村は表彰式を終えた後のインタビューで「オレグ(ベルニャエフ)が来ていたのは場内アナウンスで分かっていたので。最後の鉄棒次第だなというのは分かっていたので、最後の鉄棒でようやく自分の演技が、この個人総合でできて、これで負けても僕は悔いがないという感じで、オレグの鉄棒を待っていました。いつもの練習では絶対にミスがなかったので、その練習だけを信じて、着地は絶対止めてやるという強い気持ちで、あとはいつも通りを心がけてやりました」と、最終の鉄棒に臨んだ心境を明かした。着地の瞬間を「自分の中ではあまり感覚は良くなかったんですけど、なんか運が最後は味方してくれた感じはありますね」と振り返った。

 これで団体の金メダルに続いて、個人総合2連覇という偉業を成し遂げた。「何でしょうね、疲れ切りました。出し切りました。もう何も出ないところまで出し切って取れたので、うれしいより幸せです。これだけいい演技で、一番いい色のメダルが取れたので、僕は一番幸せものだと思います」と、満面の笑みで話した。

最終更新:8月11日(木)13時39分

デイリースポーツ