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フィルダー、涙の引退発表「野球ができなくなるのはつらい」 父は元阪神主砲

デイリースポーツ 8月11日(木)8時25分配信

 レンジャーズのプリンス・フィルダー内野手(32)が10日(日本時間11日)、本拠地で記者会見を行い、涙で現役引退を発表した。

 2人の息子をそばに座らせて臨んだ会見。14年に続いて今年7月に2度目の首の手術を受けたフィルダーは、医師から現役続行は不可能な状態であることを告げられたことを涙ながらに説明。「小さい時からビッグリーグのクラブハウスで過ごしてきた。野球ができなくなるのはつらい。野球人生を楽しむことができて幸せです」と話した。父の言葉に息子たちは顔を上げることができず、泣き続けた。

 元阪神の助っ人、セシル・フィルダーの息子でもあるプリンスは05年にブルワーズでメジャーデビュー。07年に50本塁打を放って本塁打王に。セシルが阪神退団後の90年に54本塁打で同タイトルを獲っており、史上初めて親子50本塁打を達成した。09年には打点王も獲得した。

 11年オフにタイガースと9年2億1400万ドル(約218億円)の超大型契約で合意。13年オフにレンジャーズへトレードされたが、その後は首のけがに悩まされ、14年は42試合の出場で3本塁打、16打点。昨季は158試合で23本塁打と復活の兆しを見せたが、今季は再び、首の状態が悪化し、89試合で打率・212、8本塁打、44打点と苦しんだ。メジャー12年の通算成績は1611試合、打率・283、319本塁打、1028打点。

 今季の年俸は2400万ドル(約24億4千万円)。複数の米メディアによると、20年まで残っている契約、4年総額9600万ドル(約98億円)はタイガース、レンジャーズ、保険会社の3者によって支払われるという。

最終更新:8月11日(木)9時10分

デイリースポーツ