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巨人・田口8勝も“地味キャラ”の謎

東スポWeb 8月11日(木)16時32分配信

 2位・巨人が10日のDeNA戦(東京ドーム)に5―2で快勝し、2連勝で今季最多の貯金9。首位・広島が阪神に敗れたため、ゲーム差も4・5に縮めた。

 ヒーローは先発・田口麗斗投手(20)だ。打線の援護も得て7回2/3を2安打1失点で今季8勝目。プロ入り後最多の134球を投じた3年目左腕は「球数が多く、四球が4つ出ていたのは反省点。今後もチームに貢献できるように頑張りたい」と語った。この日、夏の甲子園大会で2回戦進出を決めた母校・広島新庄に続き、先輩として“連勝”をもぎ取った。

 高橋由伸監督も「本当にいいピッチング。期待に応えてくれているのかなと思う」と笑顔。しかし、この田口には“謎”がある。大車輪の活躍を続けていながらも不思議とあまり脚光を浴びていない点だ。昨季はプロ初勝利を含め3勝をマーク。そして今季は開幕からローテ入りし、ここまでフル稼働。先発としてチーム単独トップの勝利数を飾っているだけでなく、この日の好投で防御率も2・43とし、ジョンソン(広島)を抜いてリーグ2位に浮上。今やチームに欠かせない若手左腕に急成長した。

 しかも弱冠20歳。人気が爆発してもいいはずなのだが…。「20歳には見えないマウンド度胸の良さが投球の面でプラスになっているのは事実。だが逆にあまりに落ち着き払っていることで、ファンの間ではキャラ的に地味な存在になっているのかもしれない」と球団関係者は首をかしげる。

 野球漫画「キャプテン」(ちばあきお作)に登場する「イガラシ」に似ていることが球団内で一時話題となり「“イガラシ似キャラ”で売り出してみては」との案も出たが、結局実現しなかった。そういう経緯もあって、球団内からは田口に関し「このまま地道に快投を続けて奇跡の逆転Vの立役者となってくれれば、最後は自然と人気も高まっていくはず」との見方が出ている。

「リメークドラマ」の中心的役割を果たし「全国区」となれるか――。

最終更新:8月11日(木)18時15分

東スポWeb

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