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【競泳】200Mバタ銀・坂井聖人の素顔は“いじられキャラ”

東スポWeb 8月11日(木)17時3分配信

【ブラジル・リオデジャネイロ発】競泳界に新たなスターが誕生した。9日(日本時間10日)の男子200メートルバタフライ決勝で、かねて憧れの人だった“水の怪物”マイケル・フェルプス(31=米国)に0秒04差の2位で銀メダルを獲得した坂井聖人(21=早大)だ。

 素顔はいじられキャラでノリも軽い。中学時代のあだ名は「引越しのサカイ」で、仲間から「おい、引越し!」と呼ばれて喜ぶようなタイプだ。「趣味とかはあんまりない」そうだが、早大入学後には先輩の瀬戸大也(22=JSS毛呂山)に勧められるままスケボーを購入。「お前も練習しろ」と言われて夢中になっていた時期もあった。

 ただ、普段はヘラヘラしていても、ひとたびレースとなれば「集中しないとタイムがついてこない」とスイッチが入る。趣味になりかけていたスケボーも、昨年6月末に萩野が自転車での移動中の転倒で右ヒジを骨折したのを機にやめた。

 水の抵抗を少しでも減らせればと、脇毛も剃った。結果的に「泳いでみてあまり(タイムが)変わらなくて、剃らなくても良かったかもしれない」と苦笑したが、やれることをとことんやるのが坂井流だ。

 子供のころから「人から格好いいなと思われる人になりたかった」。消防士に憧れたのも「火の中に駆け込んでいったり、人を助けるのが格好いいなと思った」から。最近では大好きなソフトバンクの主軸を担う松田宣浩内野手(33)の気迫あふれるプレーに刺激を受けているそうで「周りから『この人すごい』って思われるようになりたい」との思いを強くした。競技は違えど、体の使い方なども参考にしているという。

 4年後の活躍も十分に期待できる。東京五輪に向けて「バタフライといえば坂井と言われるようにしたい。もちろん、金を狙っていきます」。ヒーローに憧れてきた若武者が、ニューヒーローとして名乗りを上げた。

最終更新:8月11日(木)17時52分

東スポWeb