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【競泳】萩野の「マザー・テレサの精神」が結実

東スポWeb 8月11日(木)17時3分配信

【ブラジル・リオデジャネイロ発】リオ五輪競泳男子400メートル個人メドレー金メダルの萩野が「マザー・テレサの精神」で日本に52年ぶりのメダルをもたらした。9日(日本時間10日)の800メートルリレー決勝で日本は7分3秒50で1964年東京五輪以来のメダルとなる銅を獲得。4月の代表決定後から「(松田)丈志さんを手ぶらで帰すわけにはいかない」と誓い合ったメンバーは抱き合って喜びを爆発させた。

 レースをけん引したのは2つ目のメダルを手にした萩野だ。第1泳者を務め、自身の持つ日本記録に迫る好タイムで流れをつくった。もともと個人種目より、リレー好き。銀メダルに輝いたロンドン五輪男子メドレーリレーは「今までの人生の中で一番感動したレース。泣きました」と客席で脳裏に焼きつけた。200メートル自由形を強化したのもリレーのため。今度は自身が表彰台に立ち「4人の力を最大限に出した結果。最高でした!」と声を上ずらせた。

 もともと結束力は強かったが、萩野は昨年6月末、自転車で転倒して右ヒジを骨折した際に小堀ら周囲に支えられ、仲間の大切さをこれまで以上に痛感した。その後、リオでメダルを目指す意味について、本紙に「自分のためではなくて人のためですね。マザー・テレサの自己犠牲じゃないですけど、僕もそれを望んでいる。自己犠牲の精神を出したほうが強い。(テレサは)自己犠牲が基本的には人間の本性であると、言っていた。自分がうれしいんじゃなくて、周りの人が喜んでくれればいい」と語っていた。

 かつて己の記録のために戦っていた萩野に芽生えたのは、対極にある献身の精神。我欲を捨て、見返りを求めず、人に尽くすことが喜びという究極の境地が、日本を歴史的な偉業に導いた。

最終更新:8月11日(木)17時53分

東スポWeb

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