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桂歌丸 退院後初高座「太れと言われたが無理」…退院時36キロ

デイリースポーツ 8月11日(木)16時48分配信

 落語家の桂歌丸(79)が11日、東京・国立演芸場で行われた8月中席公演「桂歌丸噺家生活六十五周年記念公演」(20日まで)の初日に出演。今月5日に退院後、初の高座を務めた。

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 歌丸は腸閉塞治療のため、7月19日から今月5日まで入院。7月26日には、病院に外出届を提出し、新橋演舞場での高座に出演した。この日はそれ以来、16日ぶりの高座。故・三遊亭円朝作の長編落語「江島屋怪談」を、約50分かけて熱演し、満員の観客を魅了した。

 歌丸は冒頭の枕部分で、「このたびは、ご心配やらご迷惑をおかけしまして、何とも申し訳ないと思っております」と観客に謝罪。昨年も6月から7月にかけて腸閉塞で入院しているだけに、「まさか2年連続で、同じ月に同じ病気で入院しようとは思っていませんでした」とぼやいた。

 さらに「痩せてるから胃下垂になって、腸閉塞になりやすい。太れば胃下垂も治るからそういう病気になりにくい。だから歌丸さん、太って下さいと言われましたが、無理だってんですよ」と医者との会話も紹介。「『食べていいもの』と『気をつけて食べなきゃいけないもの』という表をいただきましたが、食べていい方のものはほとんど嫌いなものなんですね。気をつけて食べなくちゃいけないものがみんな大好物なんです。それから変えろったって、この年になったら無理ですから。今のこの時代に、医者から太れ太れって言われてるのは私ぐらいなもんです」とひとしきり笑わせ、本編に入っていった。

 終演後には報道陣の取材に対応。初日の出来については「まあまあじゃないですか。1カ所間違えましたけど」と笑った。体調に関しては「あまり良くはないですけどね…と苦笑い。現在の体重については「内緒。みっともなくて言えないよ」とけむに巻いた。

 関係者によると、歌丸は5日の退院時には、体重が36キロまで落ちていた。退院後も固形物はあまり受け付けず、「桃の缶詰ならのどを通るとおっしゃって、桃を食べていらしたようです」という。会場の出入りの際には、杖をつきながらも自ら歩いていた。

 この日は、歌丸が50年間出演し、今年5月に卒業した日本テレビ系「笑点」のレギュラーメンバーから、三遊亭好楽(70)、三遊亭小遊三(69)、三遊亭円楽(66)の3人が出演。中入り後には歌丸を交え4人が座談を行った。

 14日に80歳の誕生日を迎える歌丸は「あと3日で80になりますが、これからも真っすぐに落語道を進んでいきたい。好楽さん、円楽さん、小遊三さんのところにも稽古に行こうと思います」とジョーク混じりにあいさつ。3人はのけぞって驚いていた。

最終更新:8月11日(木)18時24分

デイリースポーツ