ここから本文です

サニーデイ・サービス曽我部、アナログにこだわり「レコーディングは今でもテープに録音!」

TOKYO FM+ 8月11日(木)11時44分配信

8月3日にニューアルバム『DANCE TO YOU』をリリースしたサニーデイ・サービスから、ギターボーカルの曽我部恵一さんが、TOKYO FMの番組に出演。レコードマニアでもある曽我部さんの「アナログ」へのこだわりと、ランチタイムに聴きたい60年代の名曲を紹介してくれました。


新譜を買うときもCDよりレコード派だというサニーデイ・サービスの曽我部恵一さん。「アナログ」の温かみが好きだという曽我部さんは、自身のレコーディングもアナログな録音方法にこだわっているそうです。

「僕はアナログというものにこだわりがありまして。ミュージシャンの方は多いと思うんですけど、たとえばアナログというとレコードとかね。CDとかMP3とか配信とかあるんですけど、やっぱりアナログが好きで。新譜を買うときも、CDがあってもレコードで出ていたらレコードで欲しい。レコーディングするときも、コンピュータにそのまま録るんじゃなくて、テープに録るのが好きですね。なんかいいんですよね。なんとも言えない。なかなか伝わりづらい話なんですけど、なんかテープに録ると、音がね。たとえば声とかも、“まんま”の音じゃなくなるんですけど。それが温かみというか……“記録した”という感じですごくいいんですよね。楽器の音も丸くなるというか、まろやかになるというか、太くなるというか。自分はテープなどのアナログの音が好きですね」

そんな曽我部さんが選んでくれた、ランチタイムにおすすめの3曲は、サニーデイ・サービスの音楽性にも繋がる、60年代を代表する洋楽の名曲たちでした。

◆「Coracao Vagabundo」(Caetano Veloso e Gal Costa)
「この曲は『ドミンゴ』という、1968年くらいかな?のアルバムに入ってるんですよね。ボサノバの超名盤なんですけど、ドミンゴというのは日曜日という意味で、けだるい日曜日の昼下がりにブラジルのリオのアパートの一室で男女が静かに弾き語ってるようなレコードで、本当に名作なんです。どんなときに聴いても最高のアルバムなんですが、ランチタイムにこの曲が流れてきたら最高だなと思って選びました」

◆「Who Needs You」(Claudine Longet)
「この曲も、ボサノバじゃないんだけど、ちょっとオシャレな気持ちいいリズムの曲で。歌も力が抜けきってるというか、あまり歌い上げてない最高のソフトロックです。A&Mというレーベルがありまして。60年代アメリカの……日本ではいわゆるソフトロックと呼ばれる、ロックなんだけど頑張らない、うるさくないオシャレで洗練されたアレンジの音楽を代表するレーベルですよね。そんな中からのクロディーヌ・ロンジェさん。この人はシンガーとして素晴らしいと思うんですけど、僕の大好きな曲を聴いてもらいました」

◆「Expecting to Fly」(Buffalo Springfield)
「これも60年代アメリカのグループです。僕が大好きなバンドなんですけど、ビートルズに影響を受けていて、“アメリカのビートルズ”みたいに言われてたんですよね、当時は。ビートルズほど明るくはなくて、もうちょっと青春のほろ苦さというか……感じさせるバンドで。本当に大好きなグループです。アルバムは3枚くらいしか残さなかったんですけど、その後にすごく大きい影響を与えていますね。この曲は……なんか幻想的な美しい曲ですよね。『エクスペクティング・トゥ・フライ』というのは、“飛ぶことを期待している”というか……“飛べるんじゃないかな”という曲だと思うんですけど、子どものピュアな心と若者の熱い夢が溶け合って、本当に幻想的な美しい曲になっていると思います。大好きな曲です」

サニーデイ・サービスが8月3日にリリースしたニューアルバム『DANCE TO YOU』は、サニーデイ・サービスのバンド史上、最長の制作期間を費やした究極のポップアルバム。CDやハイレゾ&通常音源配信に加えて、曽我部さんらしいこだわりのアナログレコード盤とカセットテープ版も、数量限定で発売されました。10月からは全国ライブハウスツアー「サニーデイ・サービス TOUR 2016」も予定されています。詳細は、サニーデイ・サービスのオフィシャルサイト(http://rose-records.jp/artists/sunnydayservice/)をご覧ください。

(サニーデイ・サービスの曽我部恵一さんは、2016年8月10日水曜日、「LOVE CONNECTION」のコーナー「STARBUCKS MUSIC BARISTA」に出演しました)

最終更新:8月11日(木)11時44分

TOKYO FM+