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輸入規制緩和を 香港政府に農相が要請

日本農業新聞 8月11日(木)13時30分配信

 山本有二農相は10日、当地で香港政府の副首相に当たるキャリー・ラム政務長官と面会し、日本産農産物の輸入規制の緩和を申し入れた。科学的根拠に基づく対応を求めた。会談は1時間弱行い、山本農相は東京電力福島第1原子力発電所事故に伴う農産物の輸入規制の緩和を要請した。各国が科学的根拠に基づいて規制を順次解除しており、香港政府にも同様の対応を取るよう呼び掛けた。

 併せて、山本農相は日本産の消費拡大への協力を依頼。キャリー政務長官は、日本食の需要が増しているとし、輸入量をさらに増やしたい意向を示したという。

 香港は日本の農林水産物・食品の最大の輸出先。2016年上半期も輸出額が873億円と全体の4分の1を占めた。だが、福島、茨城、栃木、群馬、千葉の5県産の野菜や果実、牛乳などの輸入を停止している。

 山本農相は12日には、食品衛生を担当する食物衛生局のコウ・エイブン長官との会談を予定。輸入規制の緩和や日本産農産物の安全性を訴える。

日本農業新聞

最終更新:8月11日(木)13時30分

日本農業新聞