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ルネサス、撤退対象だった熊本・錦工場の存続も

ニュースイッチ 8月11日(木)13時35分配信

自動車向け需要増。組み立て工程全体で再編を検討

 ルネサスエレクトロニクスは、構造改革の対象になっていた錦工場(熊本県錦町)について、存続の是非に関する検討を中止し当面は継続する。8月までに是非を判断するとしていた。自動車向け半導体など、高品質な製品の需要が増えているため。今後は国内3工場と外部委託を含め、数年かけて後工程(組み立て・検査)全体の運営方針を検討していく。

 錦工場は当初、譲渡または集約する方向で検討を進めてきた。柴田英利執行役員常務兼最高財務責任者(CFO)は「当初は落ち込むと見ていた稼働率が、想定よりも(上昇し)堅調に推移している」と説明した。

 後工程は錦工場に加え、大分工場(大分県中津市)と米沢工場(山形県米沢市)で手がけている。また固定費圧縮のため、外部委託を拡大してきた。だが「自動車向けの需要が強いほか、車載用マイコンは技術的に委託しにくいことから、内製の必要性が高まっている」(柴田執行役員常務兼CFO)という。市場環境を踏まえ、最適な生産拠点のあり方を再考する。

最終更新:8月11日(木)13時35分

ニュースイッチ

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