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<リオ五輪>競泳・瀬戸選手5位 毛呂山でPV「感動ありがとう」

埼玉新聞 8月11日(木)10時30分配信

 「町民3万5千人のヒーローよ、よくやった。胸を張って」―。10日(日本時間)に行われたリオデジャネイロ五輪の競泳男子200メートルバタフライで、5位入賞した瀬戸大也選手(22)=埼玉県毛呂山町出身。自身2個目のメダルには届かなかったが、町内で行われたパブリックビューイング(PV)会場からは「感動をありがとう」という声が聞かれた。

 PV会場の毛呂山町福祉会館。平日にもかかわらず定員670人はほぼ満席に。「頑張れ」という声援と、バルーンをたたく音がこだまする。

 レースは序盤から上位を争う展開。「ターンするときがすごくきれい」。所属するスイミングスクール「JSS毛呂山」で瀬戸選手の泳ぎを見た小学6年弓田勝輝君(12)が目を輝かす。だが最後は失速してゴール。「あー」「残念」と天を仰ぐ人もいた。

 それでも今大会は銅メダルを獲得するなど、輝きを放った毛呂山の星。町内のラーメン店では商品の名付け親になるなど、地元愛にもあふれている。「明るくて優しい素直な子。ここまでになるとは」。瀬戸選手が幼稚園のときの教務主任・村田百合子さん(68)は目を細める。

 瀬戸選手の応援で町の広報誌が特集を組んだり、町内に応援ののぼり170本を掲げたり。「町一丸となって応援していたたき、ありがたい。本人には『ごくろうさん。次があるよ』と言いたい」。瀬戸大也選手を応援する会の高橋仁志会長(61)は話す。

 「帰ってきたら仲間で集まりたいですね」。瀬戸選手と幼稚園から中学まで一緒だった大学4年の生井一広さんは帰国を楽しみにしている。そして、こう伝えるつもりだ。「勇気と感動をありがとう。2020年の東京五輪では必ず金メダルを取って。それまで応援し続けるから」

最終更新:8月11日(木)10時30分

埼玉新聞