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町職員有志が子育て支援PT

紀伊民報 8月11日(木)16時46分配信

 子育てのしやすい町とは―。そんな課題を考えるプロジェクトチームを、和歌山県すさみ町の職員有志が自主的につくった。年代や所属課、階級も違う男女8人が月1回程度のペースで集まり、意見を交わす。岩田勉町長は「チームからどんな考えが出てくるのか楽しみ」と期待している。

 チームは「子育てかがやけ☆すさみの会」と名付けた。住民生活課の北尾しのぶ副課長(56)らが6月、岩田町長に「直談判」してできた。

 きっかけは町民の声だった。子育て施策などに関する町民アンケートを町が昨年度にしたところ、自由記入欄にさまざまな意見が書いており、北尾さんは「協力してくれた人たちの思いを何らかの形で今後につなげたい」と考えたという。子育て中の若手職員にもチームに入ってもらい、意見を聞くことにした。

 背景には、町で子どもを含め人口減少が進んでいることへの危機感もある。ここ数年、生まれてくる赤ちゃんは毎年10人前後という。

 このほど開いた会合では、チームの目標について話し合った。8人は、子育てに関する町の施策はある程度充実しているとの認識でおおむね一致。各種制度の認知度や利用率をいかに高めていくかを考えていくことにした。

 町では18歳までの医療費を無料にしているほか、チャイルドシートやジュニアシートの無償貸し付け、通学補助、誕生祝い金(商品券)制度などを設けている。子育て世帯向けの賃貸住宅を整備する構想もある。

 チームでは、何らかの形で集約した考えを岩田町長に報告したいという。

最終更新:8月11日(木)16時46分

紀伊民報