ここから本文です

星稜が初戦敗退 夏の甲子園で市和歌山に2-8

北國新聞社 8月11日(木)3時5分配信

 第98回全国高校野球選手権大会第4日は10日、甲子園球場で1回戦4試合が行われ、石川の星稜は市和歌山に2―8で敗れた。

 星稜は市和歌山に序盤と終盤に得点され、序盤に反発力を見せたが、中盤以降の好機をものにできなかった。

 石川大会を逆転で制した星稜自慢の粘りの打線がここ一番でつながりを欠いた。市和歌山より1本少ない11安打をマークしたが、大会タイとなる5併殺の好守に阻まれ、得点はわずか「2」。三塁打を含む2安打を放った2番の畑中陸は「最後もみんな笑顔を貫いて逆転を信じていたが、チャンスで1本が出なかった」と肩を落とした。

 1点を先制された初回、外角の直球を右中間へ運んだ畑中は、一気に三塁まで走った。「支えてもらった人に恩返ししたいという気持ちが届いた」。雪の日にも長靴をはいて素振りを続けた努力が、同点へ食らい付く一打を生み出した。

 3点差となった二回、木倉朋輝の四球に続き、若宮颯、佐々木夏海が安打でつなぎ、竹谷理央の内野ゴロが敵失を誘って1点を返したが、反撃はここまで。石川大会で9本塁打を記録した勝負強い打撃は、大舞台で影を潜めた。

 1安打に終わった1番の森田涼雅は「勝つって簡単じゃない。低く集める相手投手の術中にはまった」とうつむいた。2安打の主砲寺西建は、八回に失策で1点を献上し「自分の力不足。悔しさと情けなさでいっぱい。調子など関係なく、力が出せる選手になりたい」と再起を誓った。

北國新聞社

最終更新:8月11日(木)3時5分

北國新聞社