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石油サービス会社に総額11兆円超の債務の壁立ちはだかる-今後5年間

Bloomberg 8月10日(水)14時14分配信

苦境に陥っている一部の石油サービス会社は、最悪期をまだ脱していないかもしれない。大半がジャンク(投機的格付け)級の債務1100億ドル(約11兆1400億円)相当の償還期限が近づいているためだ。

ムーディーズ・インベスターズ・サービスの9日のリポートによれば、石油サービス・掘削会社の債務210億ドル余り相当が2018年に償還期限を迎えると推計されている。この額は17年のほぼ3倍に相当する。これらの高利回り債と期限付きローンのうち70%余りは格付けが「Caa1」以下。

ムーディーズの別のリポートによれば、デフォルト(債務不履行)率が11月に5.1%に達すると予想されることから、投機的格付けの債務のリスクはますます高まりつつある。12カ月の世界のデフォルト率は7月に4.7%と、長期的平均の4.2%から上昇した。今年に入ってからのデフォルト102件のうち49件が石油・ガスセクターだった。

石油サービス会社への圧力は21年にかけて強まる一方と予想される。同年には約290億ドル相当の社債とローンが償還期限を迎える見込み。

原題:For Oil Companies $110 Billion Debt Wall Looms Over Next 5 Years(抜粋)

Emma Orr

最終更新:8月10日(水)14時14分

Bloomberg