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欧州株:7週ぶり高値から反落-エーオンやノボザイムズの決算に失望

Bloomberg 8月11日(木)2時25分配信

10日の欧州株式相場は6営業日ぶりに下げ、指標のストックス欧州600指数は前日付けた約7週間ぶりの高値から反落した。ドイツのエネルギー企業エーオンや、デンマークのバイオテクノロジー会社ノボザイムズなどが発表した決算が失望する内容だったことを受け、売りが優勢となった。

1-6月(上期)決算で損益が赤字となったエーオンは約7%下落。ノボザイムズは12%急落し、製薬株指数は業種別指数の中で最もきつい下げを演じた。利益が予想に届かなかった同社は、売上高見通しを下方修正した。石油銘柄では英蘭系ロイヤル・ダッチ・シェルと、英タローオイルの下げが目立った。原油安が嫌気された。アルセロールミタルやフェストアルピーネなどの鉄鋼株も売られた。

ストックス600指数は前日比0.2%安の343.98で終了。一時は0.4%安となった。この日の出来高は30日平均を3割余り下回る水準だった。前日の取引で強気相場入りした独DAX指数は0.4%下落。エーオンのほか、ユーロ安でティッセンクルップやバイエルなどの輸出銘柄が値下がりした。

セブン・インベストメント・マネジメント(ロンドン)の投資マネジャー、ベン・クマール氏は「決算シーズンは素晴らしいというほどでもなく、原油価格は再び揺れ動いている」とし、「すでに稼いだのなら、様子見の姿勢を取るだけで十分で、市場に復帰するにはまだかなり不十分だ。あまり好ましい上昇ではない」と語った。

イングランド銀行(英中央銀行)の追加刺激策や予想を上回った米雇用統計、企業決算を手掛かりに、ストックス600指数は前日まで5営業日続伸。英国の欧州連合(EU)離脱選択を背景に付けた安値から12%値を戻していた。なお6月23日の水準を0.7%下回っているものの、米国とアジアの株価指数は既に下げを埋めている。

個別銘柄では、映画製作やテレビ番組制作を手掛けるエンターテインメント・ワンが10%急伸。英メディア企業ITVからの買収案を拒否したものの、条件引き上げを目指していることを示唆した。ITVは0.9%上昇。

原題:Europe Stocks Slip From 7-Week High as EON Falls After Earnings(抜粋)

Justin Villamil

最終更新:8月11日(木)2時25分

Bloomberg

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