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NZ中銀:政策金利2%に引き下げ、追加緩和の可能性示唆-通貨急伸

Bloomberg 8月11日(木)9時53分配信

ニュージーランド(NZ)準備銀行(中央銀行)は11日、政策金利であるオフィシャル・キャッシュ・レートを0.25ポイント引き下げ過去最低の2%に設定した。また、低インフレに対処するため追加緩和の可能性を示唆したが、より積極的なシグナルを求めていた一部の投資家を失望させた。NZドルは上昇した。同中銀のウィーラー総裁は利下げ決定後に声明で、「われわれの現在の予想および想定は、将来のインフレが確実に目標レンジの中間付近に落ち着くよう、さらなる政策緩和が必要になるであろうことを示唆している」と指摘。中銀の見通しでは少なくともあと1回の利下げの可能性が示されている。ブルームバーグがまとめたエコノミスト調査では16人全員が0.25ポイントの利下げを予想していた。金利スワップ市場のデータによると0.5ポイント利下げの可能性が20%織り込まれていたが、ウィーラー総裁は決定発表後に記者団に対し、0.5ポイントの引き下げは真剣に検討されず、正当化もされなかったと述べた。

同中銀の声明を受け、NZドルは対米ドルで急伸し、1年ぶり高値を付けた。ウェリントン時間午前11時56分(日本時間同8時56分)現在、1NZドル=0.7289米ドル。声明発表前は0.7206米ドルだった。

同中銀は、90日物銀行手形金利が今年10-12月(第4四半期)の2.1%から2017年4-6月(第2四半期)までに1.8%に低下するとの見通しを示し、少なくともあと1回の利下げの可能性があることを示唆した。同金利見通しは政策金利の方向性を示唆する。

原題:New Zealand Cuts Interest Rates to Record Low; Kiwi Soars (3)(抜粋)

Matthew Brockett

最終更新:8月11日(木)9時53分

Bloomberg