ここから本文です

リオ五輪、足元で銃撃戦! 鉄道・ロープウエー…「一生忘れられない」乗り物たち

withnews 8月16日(火)7時0分配信

 五輪が始まり、今、世界で最も熱い街となったリオデジャネイロ。五輪前のインフラ整備で公共交通機関網は発達し、バスや電車、地下鉄などが、毎日多くの市民に利用されています。一方で、犯罪が多いリオでは日本と同じ感覚で乗ると思わぬトラブルに巻き込まれる可能性も。地上電車では大声でお菓子の売り子が迫り、スラム街を結ぶロープウエーでは足元で銃撃戦が…。取材で現地入りした際に体感した「スリル」と共に交通機関を紹介します。(朝日新聞デザイン部・寺島隆介)

【画像】ギリギリ間に合った! トイレ故障・シャワーの水で注目されたリオ五輪「選手村」

【登山電車】帰りの水は値上げ

 有名なコルコバードの丘のキリスト像の足元まで連れて行ってくれるのが登山列車です。2本のレールの間にはラックレールが敷設され、車両側のギアとかみ合わせて力強く上ります。

 座席は丘の頂上に向かって左が進行方向、右が反対側を向いています。反対側を向いて座ると終点付近でリオの雄大な景色が堪能できます。乗客は観光客がほとんどで家族連れやカップルばかり。皆カメラやスマホを手に思い思いに撮影会をしていて、全く警戒せずに乗れました。

 行き帰りの途中で水の売り子が近づいてきて、列車はそれに合わせるように停車します。登り500ミリリットル4レアルの水は、下りは5レアルに。丘の上は日差しがきついので値上げされても買う人は多く「さすが!」という感じです。

【VLT(路面電車)】レール横に監視員の安心さ

 VLTはリオの中心街で運行している路面電車。日本と違ってリオでは歩道のすぐ横にVLTのレールがあり、歩行者はVLTがそばまで近づいてきても堂々とレールを横切っていきます。事故を防ぐためVLTの前をバイクが走り、レール上の歩行者に注意します。

 車内は窓が大きくて見晴らしが良く、採光も多くて明るい。中心街を走るので乗客は会社員や観光客が多いです。

 また駅間のレール横には監視員が立っているため、安心です。カメラを持ったまま降りようとすると、「このあたりは車外のほうが危険なので、降りたらカメラは鞄の中に入れておくように」と通訳に注意されました。VLTからの車窓に気を取られ、緊張が緩んでしまいました。危ない危ない。

1/3ページ

最終更新:8月16日(火)7時0分

withnews