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丸山茂樹ヘッドコーチ「メダル争いは20アンダー」

ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO) 8月12日(金)10時48分配信

歴史的なオリンピックゴルフ復活の初日を終えた11日(木)、リオデジャネイロ五輪ゴルフ日本代表チームのヘッドコーチを務める丸山茂樹は、ともに3オーバー50位と出遅れた片山晋呉、池田勇太の両選手の戦いについて振り返った。

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「天気も良し。ゴルフ場も良し。強いて言えば風が強かった。ということは、問題になるのはグリーン周り。パッティングは非常に風の影響を受けるので、今日は2人ともパッティングでラッキーが1つもなく終わってしまった。見ている側からしたら、1つくらい入っても良いというのが1つも入っていなかったので(選手たちは)つらかったと思う」と、グリーン上で苦戦した2人を思いやった。

オリンピックGCは、オーストラリアにあるロイヤル・メルボルンGCと雰囲気が似ていると丸山は言う。「コースのアンジュレーションとか、行ってはいけないところとか。この練習ラウンドくらいじゃ、そこまで把握できないけど、外国人選手たちは『これはオーストラリアのテイストがある』ってなると嗅覚が生まれてくる」と、多彩で豊富なコース経験から生まれる順応力の差を指摘した。

「例えば100ydでも、チャンスにつけるのか?セーフティに打つのか?を明確に決めてから打たないといけないのがこういうコース。グリーン周りにトラップ(罠)があって(日本人選手は)そういうところに捕まっている。日本のコースはプレッシャーが少ないから、フォーカスも絞らずに漠然と打ってもケガがない」と、選手たちが育つコースの違いが引き起こす意識の差を懸念した。

くしくも片山は「パープレーで最高だと思っていた」とコースの印象を語ったが、初日を終えてトップに立つのは8アンダーのマーカス・フレイザー。彼がオーストラリア人だということも、ただの偶然ではないだろう。丸山も「風が吹かなかったら(4日間で)20アンダーは簡単に出ちゃうと思う」と推測する。

“コースが選手を育てる”とは、これまでも何度も口を酸っぱくして言われてきたこと。だが、いまだに日本と世界との差が縮まる気配は見られない。(ブラジル・リオデジャネイロ/今岡涼太)

最終更新:8月12日(金)10時48分

ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO)