ここから本文です

杏子といまみちともたかによるスペシャルなライブが実現、さらにはエンリケとKOISOも登場

エキサイトミュージック 8/12(金) 11:45配信

8月10日(水)、杏子といまみちともたかの企画イベント『いまみち杏子のお・も・て・な・し~夏のヒ・ト・サ・ラ・イ~(仮)』が下北沢GARDENで開催。杏子はサトウヨースケ(Gt)、ハラダジュン(Ba)、クジヒロコ(Key)、Grace(Dr)、CHICA(Vln)によるUNDER NORTH CLUB BANDのボーカルとして、いまみちは椎名純平(
Vo,Key)、岡雄三(Ba)、平山ヒラポン牧伸(Dr)のバンド“ヒトサライ”を率いてのイベント参加となった。

【この記事の関連画像をもっと見る】

この日は杏子のバースデー。開演時間になってステージ前方のスクリーンに映し出されたオープニング映像は、UNDER NORTH CLUB BANDとヒトサライの各メンバー、さらにはゲスト出演する藤井隆、オカモトコウキ(OKAMOTO'S)、リンダからのお祝いメッセージで構成されていた。

そんなハッピーな雰囲気の中、先陣を切ってステージに登場したのはUNDER NORTH CLUB BAND。グルーヴィーなサウンドに乗せて、杏子がパワフルな歌声を聴かせ、そして華麗に舞ってファンを魅了する。一方で、カッコいいだけでなく、お茶目な一面も見せて和ませてもくれるのが実に彼女らしいもてなし方だ。

まず1組目のゲストとしてサラわれて来たのは藤井隆。2014年に自らのレーベルを立ち上げ、昨年は11年ぶりのアルバムをリリースするなど、音楽活動も本格的に行っている。「イジメテミタイ」で杏子からの挑発的な歓迎を受け、椿鬼奴、RGとリリースした藤井のオリジナル「kappo!」のデュエットでそのお返しをするという相思相愛ぶりはとても痛快だった。

出演が決まった後で杏子から“お風呂で歌って録ったデモテープ”が送られてきたというエピソードを暴露。その「UNDER NORTH CLUB BANDのテーマ」で息の合ったパフォーマンスを見せると、そのままコール&レスポンスへ。会場を湧かし上げステージを去る藤井に大きな拍手が贈られた。

ラストは、サトウが東日本大震災をきっかけに作ったという「ノスタルジア」。先ほどまでの雰囲気とは一転、歌詞に込められた復興への想いを杏子がエモーショナルに歌い上げ、感動的に締めくくってくれた。

そして、次に登場したのは7月に2ndアルバム『嘘のようなマジな話』をリリースしたばかりのヒトサライ。椎名のソウルフルな歌声、いまみちが奏でるキレのあるギター、そして平山と岡のタイトなリズム隊。ジャンルを超越したサウンドで満員のオーディエンスを巻き込んでいく。

こちらのライブにもゲストが参加。以前から親交のあるOKAMOTO'Sのギタリスト、オカモトコウキだ。いまみちが「音楽には国境も年齢も関係ない」と言っていたが、OKAMOTO'Sの「ハーフムーン」(最新アルバム『OPERA』でコウキは作詞作曲と歌を担当)とヒトサライの「ゴキゲンナナメ」の2曲のセッションから垣間見えたのは、初めて自身のバンド以外で歌を歌い、物怖じせず、いまみちとのギターバトルも楽しむ若きミュージシャンの才気あふれる姿だった。

コウキを送り出すと1stアルバム『ディレクターズ・カット』から「新宿フェザータッチ」を。続いて『嘘のようなマジな話』からのナンバーが続き、最後はアルバムの1曲目「ウソマジ」でヒトサライのステージは締めくくられた。

2組のバンドのライブが終わった後、杏子といまみち、平山が再びステージに登場。「あれ? ベースがいない」と言って杏子が呼び込んだのはエンリケ。思わぬサプライズに大歓声が起こった。そこに3番目のゲスト、リンダが登場し、さらに観客が湧き上がる。リンダは9月28日にリリースする杏子のニューシングル「イカサマ美男子 feat.リンダ」に参加しており、この曲の作詞作曲を手掛けたのはいまみちということで、本邦初披露。杏子とリンダのツインボーカルは、二人の個性が化学変化を起こし、それぞれの魅力を何倍にも増幅させた。続けてBARBEE BOYSの「マイティーウーマン」も披露。

「あれ? ドラムがいなくなった」。平山がステージから姿を消し、ドラムが不在になっている。そこで杏子が新たに呼び込んだのはKOISO。BARBEE BOYSのファンだというリンダは最高に幸せな表情をのぞかせた。このメンバーで「チャンス到来」を演奏した後、本編最後は杏子、いまみち、エンリケ、KOISOの4人による「タイムリミット」。サプライズを含むサラわれしゲスト達とのめくるめくセッションが繰り広げられた“おもてなし”にフロアの興奮は収る気配もなく、万感の思いを込めた拍手が鳴り響いた。

アンコールは「あなたにアディクション」からスタート。二年前にいまみちが杏子に提供したナンバーだ。平山&岡のリズム隊にコウキのギターがこの日の主役二人の競演を煽り、曲の途中で飛び入りした椎名が更に盛り上げる。サビの<気絶させたい 夢が冷めないように>という杏子のシャウトで場内の熱気は一段と増し、続く「I Want To Take You Higher」では藤井隆とリンダも加わり、盛大に幕を閉じた。

昨年、いまみちの誕生日前夜に行われたライブに杏子がお祝いに駆けつけたことがきっかけで今回のイベントが実現。およそ3時間、スペシャルな時間はあっという間に感じたが、ファンにとって忘れられない一夜になったことだろう。

また、杏子のオフィシャルサイトではイベントで初披露されたばかりの「イカサマ美男子 feat. リンダ」ティーザー映像が公開となり、杏子、いまみちともたか、リンダ、OKAMOTO'Sハマ&レイジによるレコーディング風景や楽曲の一部を楽しむことができる。
(取材・文/田中隆信)



≪リリース情報≫
Double A-Side Single
『イカサマ美男子feat.リンダ/Magenta Butterfly』
2016.09.28リリース

【完全生産限定盤】CD+DVD
AUC7-2~3 / ¥1,852(税抜)
<DVD> ※完全生産限定盤のみ収録
・「Magenta Butterfly」MUSIC VIDEO
・「Magenta Butterfly」BAILA BAILA33マラソンメモリアルMUSIC VIDEO
・「Magenta Butterfly」振付レクチャー映像(PASO A PASO)&振付映像(VAMOS!)
【通常盤】CD
AUCL-206 / ¥1,389(税抜)

最終更新:8/13(土) 11:15

エキサイトミュージック