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独スーパー杯、ゲッツェ&フンメルスにブーイング必至? ヴァツケCEOは荒れないよう願う

ISM 8月12日(金)18時23分配信

 現地時間14日(以下現地時間)に行なわれるドイツ・スーパーカップが、例年とは違う意味で視線を集めている。DFマッツ・フンメルスとMFマリオ・ゲッツェという2人の“注目選手”を擁するチームの対決を前に、ドルトムントのハンス・ヨアヒム・ヴァツケCEOはファンの反応を懸念した。

 前年のブンデス王者とドイツカップ覇者が対戦するドイツ・スーパーカップだが、昨季はバイエルンが両大会を制したことで、ドイツカップ準優勝のドルトムントが相手に。この試合では昨季までバイエルンに所属し今季からドルトムントに戻ったゲッツェと、ドルトムントからバイエルンへ移ったフンメルスの出場が予想されている。

 しかし、一部のドルトムントファンにとってゲッツェはまだ“裏切り者”であり、フンメルスに至っては“裏切り者+敵”という状況。この試合がドルトムントホームで行なわれるだけに、満員のサポーター席から2人に向かって野次が飛ぶという、奇妙な光景が見られるのではと言われている。

 12日付の独『ビルト』紙(電子版)によれば、フンメルス本人も「自分を快く思わない人がいるのは確か」と、大ブーイングを覚悟。「それでもドルトムントに戻るのは楽しみだ。あそこで過ごした時間は素晴らしかった。たとえこれから15回あそこでブーイングされようとも、自分のパフォーマンスに影響はない」と、気にしない様子を見せている。

 新チームメイトのトーマス・ミュラーも「マッツがブーイングを怖がっているようには見えないね。それに野次を飛ばすなんてナンセンスだよ。彼の貢献を思えば、感謝の気持ちを多少は表現してもいいんじゃないかな」と話している。

 一方のゲッツェは「自分のプレーで批判を乗り越えてみせる」と語っており、この一戦に向けた思いは強いはずだ。チームを勝利に導く活躍を披露すれば、バイエルン側から野次られるだろうが、本人にとってはそれが心地良いに違いない。

 ただし、ヴァツケCEOは「私の願いはそもそも、2人が誰からもブーイングを受けないこと」とコメント。“平和に”試合が進行することを望んでいる。

 なお、バイエルンの会長に復職予定のウリ・ヘーネス氏はスーパーカップ観戦には来ない予定。脱税事件で服役し、3月に出所した同氏が顔を出せばこちらもブーイングの対象となること必至だった。ヴァツケCEOは「私は彼を招待したのだが、個人的な理由で断られた」と話している。

最終更新:8月12日(金)18時23分

ISM