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【関屋記念】ラスト2ハロン23秒を切る展開ならケントオーの鬼脚の出番

東スポWeb 8月12日(金)20時19分配信

【関屋記念(日曜=14日、新潟芝外1600メートル)新バージョンアップ作戦】炎暑の新潟日曜メーンは、サマーマイルシリーズ第2戦(9・11京成杯AHまで全3戦)のGIII関屋記念。前走2桁大敗馬の爆走も多く実に難解な一戦だが、ラスト2ハロンのラップを最重要項目に絞った新VU作戦はケントオーに◎。高速上がり決着なら同馬の右に出る馬はいない――。

 過去10年のVタイムが1分31秒5~1分32秒9。稍重の2回(2009年、14年)込みでこの数字だから、持ち時計重視のスタンスでも予想に一定の説得力は持たせられる。ただ、当欄が全体時計以上に注意を払うべきと考えているのはラストのラップ構成。日本最長の直線を有する新潟外回りマイルではラスト3ハロン33秒台が当たり前。32秒台という究極に近い数字を刻むことも珍しくない。過去10年はラスト2ハロン目が漏れなくハロン10秒台。そこを起点とするラスト2ハロンの高速ラップに対応できるか否か――これが勝負の行方を左右するポイントになる。

 ラスト2ハロンの高速ラップへの対応力。焦点をそこに絞って◎はケントオー。同馬のラスト2ハロン目10秒台初体験は今回と同じ新潟マイルの松浜特別(別表参照)。10秒3→11秒5(21秒8)の高速ラップに対応できず6着に終わったものの、以降はオープン初戦の洛陽Sまで22秒3→22秒8→22秒6→22秒8→22秒4とオール22秒台のラップ構成を1→1→2→1→3着。11→8→8→1→3着の近5走はラスト2ハロン23秒5→23秒0→23秒0→23秒9→23秒4といずれも23秒以上での争い。一見、重賞の壁にはね返されているようにも映るが、本当のところはさにあらず。単純にこの馬向きのラップ構成でなかっただけの話だ。

 キャリア18戦のうち、良馬場でラスト2ハロン23秒以上では〈0・0・2・7〉と連対すらなし。逆に、23秒を切るケースでは〈3・1・1・1〉の高打率を誇っている。最速上がりマーク5回と、ラスト3ハロンの数字ではさほど目立たないケントオー。それでもラスト2ハロンの高速上がり勝負では無類の強さを発揮する。新潟マイルこそがベスト。その確信を持っての◎抜擢だ。

 関屋記念の過去10年のラスト2ハロンラップ平均は22秒43。稍重の09年、14年を含めて、最も時計を要したのが11年の23秒0。良馬場ならラスト2ハロン目10秒台→合計21~22秒台を刻むのはほぼ確実とみていい。ラスト2ハロンの高速ラップはもちろん大歓迎。ひと皮むけたケントオーが悲願の重賞タイトルを手にする時がきた。

最終更新:8月12日(金)20時19分

東スポWeb

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