ここから本文です

「三匹の子豚」は有罪? オオカミ殺人未遂の行方は… 童話題材に裁判セミナー /千葉

千葉日報オンライン 8/12(金) 9:25配信

 子どもたちに裁判の仕組みを知ってもらおうと、千葉地裁(千葉市中央区中央)は10日、小学校高学年を対象にした裁判制度のセミナーを開いた。県内から32組68人の親子が参加し、童話を題材にした模擬裁判などで裁判への理解を深めた。

 大法廷で開かれた模擬裁判は、童話「三匹の子豚」を題材に「子豚が熱湯の入った鍋を仕掛け、煙突から家の中に侵入しようとしたオオカミに大やけどを負わせた。子豚は殺人未遂罪に問われるのか」が争われた。

 同地裁の沢大地裁判官は、子豚側に無罪判決を言い渡し、「子豚の正当防衛は成立しないが、オオカミにも非はある」などと説明すると、子どもたちは納得の表情。他にも裁判に関するクイズなどが行われ、親子は楽しく裁判制度について学んだ。

 セミナーは、なじみの薄い裁判制度に親しみを持ってもらおうと毎年夏休み期間中に開催している。母親と参加した船橋市の小学6年生、萩光河君(12)は「裁判に興味があって参加した。面白く勉強できた」と笑顔で話した。

最終更新:8/12(金) 9:25

千葉日報オンライン