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HYDEが語るライヴ、ソーシャルメディア、テクノロジー、音楽ビジネスの今

SENSORS 8月12日(金)17時0分配信

音楽とファンとのつながりが変わってきている。CDで聞く時代からライヴやソーシャルメディアで、ミュージシャンとつながる時代へと変化している。ミュージシャンキャリア22年、VAMPSとして精力的に国内外のライヴを行うHYDEに時代の変化と現代のミュージシャンに必要なことは何か?を伺った。

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■“音楽は死んでない“ / 対応力が求められる時代

--現在「ライヴの価値」が今まで以上に高まっていると思います。国内外でライヴ活動を行うHYDEさんから見て、音楽と人間との関わりはどのように変わってきていると思いますか?

HYDE:そうですね、CDが売れない時代になっている。顕著な例として、アメリカの大都市では何年も前からCDショップを街中で全く見かけなくなってしまって。 CDを買おうと思っても店頭で買えないという状況なんですよね。 ただそんなアメリカの都市でも楽器屋はあるんですよ。そこにはミュージシャンの新作CDが3,4種類ちょこっとおいてはありますが。
楽器屋も健在で、ライヴも人気ってことは音楽はまだ死んでないんですよ。 ただ、ダウンロードで聞く時代になって“CDで聞く“行為が死んでいる。
国民性だと思うけど、日本の都市に、まだCDショップがあるのが奇跡的だと思う。

--VAMPSおよびHYDEさんが積極的にライヴを行うのはそのような時代の流れを読んでいるからでしょうか?

HYDE:時代の流れを読むというよりは、「状況に対応している」と言った方がいいかもしれないです。 時代に対応できないと消えていくのはしょうがないと思うし。

--消えていくのはしょうがない・・

HYDE:これは音楽だけの話ではないですよね。タバコ屋から企業まですべてにあてはまる話で。 残念なことに時代が変わって商売が成り立たなくて怒っている人とかもいるけど、むしろ時代が変わるのは当たり前で、怒っていても誰も面倒見てくれない。 対応できない、ということは衰退していくしかないんじゃないかなと思います。

--対応力が求められる時代なんですね。

HYDE:僕らのVAMPSというバンドは対応力があってフットワークが軽いので、いろんな形のライヴが可能だと思っています。ダウンロードで音楽が聞けたり、YouTubeなどでも無償で音楽が聞けたりする時代だからこそ、「ライヴ」のチカラが発揮されると思っています。

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最終更新:8月12日(金)17時0分

SENSORS