ここから本文です

リオ奮戦中、伊勢田愛の笑顔期待 五輪で波乗り福井国体への弾みに

福井新聞ONLINE 8/12(金) 17:24配信

 2018年の福井国体に向け福井県体協の選手兼特別強化コーチに就き、リオデジャネイロ五輪で奮戦しているセーリング女子RSX級(ウインドサーフィン)の伊勢田愛(めぐみ)選手(29)=滋賀県出身=は、福井しあわせ元気国体のネーミングが気に入っている。「自分にあっている国体だと思う。常にハッピーな気持ちで日々を過ごしたいと思っていたから」。

 五輪を目指して、国体でも上位に。そう思っていたところ福井県体協に誘われ、昨年4月から選手兼コーチとなった。世界を転戦しながら、福井県内で体験会の講師をしたり、県内選手の指導に当たったりしている。伊勢田選手は「福井に縁があったんだと思う。福井に来て風が吹いてオリンピックに来られたんじゃないか」。そんな思いを強くしている。

 五輪では9、10、12、13日(日本時間)に3レースずつ計12レースの成績で争っており、前半戦を終えて21位に付けた。上位10人による決勝レース(15日)進出が目標で、「風が味方してくれたら」と控えめながら、メダル獲得も視野に入れる。「地球の裏側から笑顔を届けたい」。

 インターネットの映像などでレースの模様を逐一チェックしている県内関係者は、伊勢田選手の“笑顔”を期待する。県体協事務局長の宮塚和彦さん(55)は「前半戦は海外の体格の良い選手に有利な強風が吹き、苦戦していた」と指摘。「後半は風が弱まるだろう。伊勢田選手の技術が生きてくる」と話す。

 福井県セーリング連盟強化副部長の三木康司さん(56)は「風の強い中でも、一部のレースでは一時かなり上位を走っていたようだ。調子が上がっているのでは」と分析。「もっとレースを楽しんで、トップを目指してほしい」とエールを送る。

 五輪での活躍は福井国体への弾みにもなる。「五輪出場だけでも、同じ競技に取り組む県内選手の励みになったのは間違いない。さらなる活躍を期待したい」と宮塚さん。三木さんは「福井国体では頂点に立ってもらいたい。そして4年後には東京五輪に出て活躍を」と一層の飛躍を願っている。

福井新聞社

最終更新:8/12(金) 17:45

福井新聞ONLINE

なぜ今? 首相主導の働き方改革