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「チーム一丸」象徴する2選手の活躍 広島躍進の裏に“伏兵”たちの存在

Full-Count 8/12(金) 11:56配信

DeNA戦で逆転勝利導いた伏兵たち

 11日の阪神戦に5-3で逆転勝ちし、DeNAに敗れた2位巨人との差を5.5ゲーム差に広げた広島。阪神先発・藤浪の前に6回までわずか2安打と苦戦した攻撃陣で、常時レギュラーではない伏兵の活躍が勝利をもたらした。

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 先制点は、対藤浪の相性を買われてスタメン出場した松山の本塁打だった。「今年はそれほど数字がよくないし、関係ないと思う」と言う松山だが、第1打席でフルカウントからの6球目をライトスタンドへ運んだ。

「反対方向を意識した打撃で、スライダーが引っかかってくれた。先制点として、いいバッティングができた」

 今季は、右投手相手のスタメンが増えた松山だが、6月以降は打率が急降下し、8月も月間打率が2割台前半と調子はよくなかった。前日に代打で安打を放っており、「今日もいい形でいけた。積極的なバッティングを思い出せた」と、復調の手応えを感じているようだった。

「藤浪のクイックがかなり遅かった」

 7回の逆転機には、赤松が代走として持ち味を発揮した。

 1点差としてなおも無死一、三塁の場面で、一塁走者として代走に起用され、初球に二盗を決めた。直後に相手の失策で、二塁から一気に生還し、逆転のホームを踏んだ。赤松は、「藤浪のクイックがかなり遅かったし、無警戒だったので走った。その後がアレですから、何があるかわからないですね」と笑顔を見せた。

 今季は67試合に出場している赤松だが、全て代走か守備固めでスタメンはない。それでも10盗塁を記録し、少ない打席でもサヨナラ安打を放つなど、打率.389を記録しており、チームに欠かせない戦力となっている。

「チーム一丸」を連呼する緒方監督の野球を象徴する渋い脇役が、今の広島には数多くいる。

大久保泰伸●文 text by Yasunobu Okubo

最終更新:8/12(金) 12:01

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