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クリントン氏:トランプ氏の減税案は富裕層に恩恵

Bloomberg 8月12日(金)13時51分配信

米大統領選の民主党候補ヒラリー・クリントン前米国務長官は共和党候補ドナルド・トランプ氏の経済政策について、トランプ氏と一族を含む最も裕福な米国民に恩恵をもたらす一方、賃金の伸び悩みで既に圧迫されている中間層には負担が増えるだけだと批判した。

クリントン氏は11日にミシガン州の製造工場で行った演説で、自身の経済政策は米国の幅広い層に恩恵をもたらすがトランプ氏の案は同氏のような人々を支援することだけを目指すものだと指摘し、違いの明確化に努めた。

ミシガン州ウォーレンにあるフューチュラミック・ツール・アンド・エンジニアリングで演説したクリントン氏はトランプ氏について、「われわれが直面する本当の経済的課題に信頼できる解決策を提示していない」と指摘。トランプ氏の提案は「彼が率いる多数の会社からの所得に対する税率を現行の半分未満することができるものだ。トランプ氏は多数の中間層世帯よりも低い税率を適用されることになる」と付け加えた。

クリントン氏は演説で新たな政策は打ち出さなかった。有権者の間では選挙の最優先課題として経済が最も頻繁に言及されており、トランプ氏は自身のビジネス経験が雇用や所得の伸びを促進する上で必要な専門知識になると訴えているが、クリントン氏はトランプ氏を米国の国益よりも自己の利益に基づいて行動する人物として描くことで同氏の主張を弱めたい考え。

原題:Clinton Rips Trump’s Tax Plan as Boon to Wealthy Like Him(抜粋)

Jennifer Epstein, Lynnley Browning

最終更新:8月12日(金)13時51分

Bloomberg